春になると、美味しいイチゴの季節がやってきて、お店には様々な種類のイチゴが顔を並べます。
旬ということもあり、スーパーなどではお手頃価格で甘いイチゴが簡単に手に入ります。
が・・
せっかくですから、採れたてのイチゴを味わうことができるイチゴ狩りに出かけてみませんか?
日本各地のイチゴ農園では、1月~6月頃までの期間に、イチゴ狩りを楽しむことができます。
ところで、近年、埼玉県の越谷市が、イチゴ狩りの穴場スポットになっているということはご存知でしょうか?
越谷市では、平成22年~26年までの間に「都市型農業経営者育成支援事業」が実施されました。
この事業は、観光農園等の経営を目指す農業生産法人の社員や農家の青年後継者を対象に、農園の経営ノウハウを指導するというものです。
これによって、2009年には2軒しかなかったイチゴ農園も、2015年には9軒まで増えていきました。
今では、越谷市の名物であるクワイやネギに加えて、イチゴが新しい特産物として注目されています。
そのため、越谷のイチゴは徐々に認知度が広がり、年々、イチゴ狩りに訪れる人も増え続けています。
今回は、数あるイチゴ農園の中でも、おすすめのイチゴ農園を5軒に絞ってご紹介いたします。
いちご工房 木村屋
イチゴ工房木村屋は、都心から車で約1時間、電車の場合は最寄り駅の「大袋駅」から徒歩約10分の場所にあります。
アクセスしやすいということで、毎年、多くの人たちが訪れているイチゴ農園です。
栽培品種は7〜8種類あり、その日の状態によって変わりますが、約2〜8種類のイチゴを味わうことができるようになっています。
いちご工房木村屋は、アクセスしやすいことも魅力の一つではありますが、もう一つの魅力として、バリアフリーが完備されていることが挙げられます。
園内には段差がなく、ハウス内の中央列には、車イス優先レーンが用意されています。
通路幅も広くなっているため、車イスを利用している方でも安心です。
さらに、イチゴの棚が2段になっている高設栽培を取り入れています。
※高設栽培=地面より高い位置に棚を組んでイチゴを育てる栽培方法
上の段は大人の方が、下の段はお子さんが採りやすいようになっています。
かがむ必要がないので、イチゴの摘み取りが、とっても楽です♪
園内の売店には、お土産用のイチゴも並んでいるので、あなたのお気に入りイチゴをお土産にしてもいいですね^^
また、売店には休憩スペースがあり、サービスのお茶が用意されています。
一休みしたくなったら、ぜひご利用ください。
いちご工房 木村屋 詳細情報
◎開催期間
2019年1月3日(木)〜5月下旬頃まで
◎住所 埼玉県越谷市恩間320
◎営業時間
10:00〜イチゴがなくなるまで(ほとんど午前中)
◎定休日 月、金
※その他の曜日でも、イチゴの状態によって臨時休業になる場合があります。
◎料金 30分食べ放題
[1月3日(木)〜4月10日(水)]
大人(小学生以上)1,800円 子ども(3歳以上)1,000円
[4月11日(木)〜5月上旬まで]
大人(小学生以上)1,200円 子ども(3歳以上)800円
◎予約 予約優先(電話のみ)
[事前予約の場合]
予約受付時間は、営業日の09:00〜16:00です。
予約をした場合は、10:00から一斉にイチゴ狩りスタートとなります。
[当日受付の場合]
当日受付時間は、09:30〜14:00ですが、予約をした方より後に入場することになるので、11:00頃からのスタートになります。
イチゴの状況によっては、当日受付を行わない日もあるので、事前に予約していくことを強くおすすめします。
◎栽培品種
紅ほっぺ、章姫、やよいひめ、かおり野など
◎アクセス
電車をご利用の場合:東京スカイツリーライン「大袋駅」→徒歩約10分
車をご利用の場合:外環自動車道「草加IC」→国道4号経由で約30分
◎駐車場 有(10台)
◎公式サイト 「いちご工房 木村屋」
◎お問い合わせ Tel 080-5416-9674(いちご工房 木村屋)
やまちゃんふぁーむ「いちご畑」
やまちゃんふぁーむ「いちご畑」は、元々お米農家のご主人が、
間近で、お客様の笑顔が見たい!
直接農園に来てもらい、安全で新鮮なイチゴを食べてもらいたい!
という思いから始めたイチゴ農園です。
ここでは、なんと!埼玉県で生まれた、あの幻のイチゴを食べることができます☆
ご存知ですか?彩のかおり!!
彩のかおりは、うどんこ病や萎黄病(いおうびょう)に弱く、栽培することが難しいとされているイチゴです。
そのため、生産している農家も少なく、希少価値の高いイチゴとなっています。
味は、甘みと酸味のバランスが良くて、ほのかに桃の香りを感じるのが特徴です。
それでねっ!
これってきっと、小さなお子さんがすごく喜ぶと思うのですが、
園内では、ヤギやポニー、フェレットにアヒル、そしてウサギが飼育されていて、触れ合うことができます。
美味しいイチゴ+αで、お子さんにとっても大満足のひと時を過ごしていただけるイチゴ農園です。
やまちゃんふぁーむ「いちご畑」 詳細情報
◎開催期間
2019年1月4日(金)〜5月下旬頃まで
◎住所 埼玉県越谷市恩間新田111
◎営業時間
10:00〜15:00(当日分がなくなり次第終了)
◎定休日 月、金
※その他の曜日でも、イチゴの状態によって臨時休業になる場合があります。
◎料金 60分食べ放題
1月4日(金)〜4月上旬]
大人 2,200円 小学生 1,800円 幼児(4歳~6歳)1,200円 3歳以下 無料
[4月中旬〜5月下旬]
大人 1,800円 小学生 1,200円 幼児 (4歳~6歳)800円 3歳以下 無料
◎予約 予約優先
◎栽培品種 彩のかおり、紅ほっぺ、章姫
◎アクセス
電車をご利用の場合:東武スカイツリーライン「武里駅」→徒歩約25分
車をご利用の場合:東北自動車道「岩槻IC」→国道16号、県道80号経由で約20分
◎駐車場 有(15台)
◎公式サイト 「やまちゃんふぁーむ いちご畑」
◎お問い合わせ Tel 080-5491-0015(いちご工房 ひらかた)
千疋いちご園
千疋(せんびき)いちご園は、
園内の雰囲気が良い!
従業員の方が親切!
という口コミが広がって、人気となったイチゴ農園です。
千疋いちご園では、酸味が少なく上品な甘さのイチゴが皆さんのお越しをお待ちしています。
なんていうと、ありきたりのイチゴ農園のように感じた方もいるかと思いますが、そんなことはありません♪
千疋いちご園には、お子さんが飽きてしまった時などに遊ぶことができるキッズスペースが用意されています。
また、授乳室も設けられているので、授乳期のお子さんが一緒でも安心です。
余談ですが、千疋いちご園から車で約5分のところには、国内最大級のショッピングモール「イオンレイクタウン」があります。
イチゴ狩り+イオンレイクタウンで、1日を満喫♪
そんな休日の過ごし方もありだと思います^^
千疋いちご園 詳細情報
◎開催期間
2019年1月3日(木)〜6月上旬頃まで
◎住所 埼玉県越谷市東町5-340
◎営業時間
10:00〜15:00(当日分がなくなり次第終了)
◎定休日 月、金
※その他の曜日でもイチゴの状態によって臨時休業になる場合があります。
◎料金 30分食べ放題
[1月3日(木)〜4月7日(日)]
大人(小学生以上)1,800円 子ども(3歳以上)1,200円
[4月9日(火)〜6月上旬まで]
大人(小学生以上)1,200円 子ども(3歳以上)800円
◎予約 不要
◎栽培品種 紅ほっぺ、章姫、かおり野
◎アクセス
電車をご利用の場合:JR武蔵野線「越谷レイクタウン駅」南口→徒歩約15分
車をご利用の場合:外環自動車道「草加IC」→国道298号、国道4号、県道102号経由で約15分
◎駐車場 有(15台)
◎公式サイト 「千疋いちご園」
◎お問い合わせ Tel 070-6431-1115(千疋いちご園)
越谷ストロベリー
甘くて美味しいイチゴがたくさんなっている越谷ストロベリー!
その秘密は、低農薬栽培にあります。
越谷ストロベリーでは「タフナレイ」という低農薬ライトを使ってイチゴを栽培しています。
タフナレイとは、特殊な光を発生させる照明器具のことです。
この光をイチゴに照射することで、イチゴ本来の免疫力を高め、うどんこ病の発生を抑えてくれます。
そのおかげで、消毒する際の農薬も少なく済むため、安全で糖度の高いイチゴができるというわけです。
今のところ、越谷市内でタフナレイを使っている農園は、越谷ストロベリーだけとなっています。
変わりますが・・
イチゴのお供といえば??
そう!練乳です^^
そのままのイチゴに口飽きした時は練乳!
という方も多いのではないでしょうか。
その練乳ですが、越谷ストロベリーでは、持ち込みが自由となっています。
なので、見つからないようにしなきゃ!という気遣いもいらないですし、自宅にあるのになぁ・・なんて思いながら惰性で購入する必要もありません。
ほんのちょっとしたことですが、嬉しいサービスですね♪
越谷ストロベリー 詳細情報
◎開催期間
2019年1月中旬〜6月上旬頃まで
◎住所 埼玉県越谷市相模町2-299
◎営業時間
10:00~当日分のイチゴがなくなるまで
◎定休日 月、火
※その他の曜日でも、イチゴの状態によって臨時休業する場合もあります。
◎料金 30分食べ放題
[1月中旬〜2月25日(月)]
大人(小学生以上)1,800円 子ども(3歳以上)1,200円
[2月28日(木)〜4月8日(月)]
大人(小学生以上)1,600円 子ども(3歳以上)1,000円
[4月11日(木)〜6月中旬まで]
大人(小学生以上)1,200円 子ども(3歳以上)800円
◎予約 不要(10名以上から予約可能)
◎栽培品種 章姫、紅ほっぺ、やよい姫、かおり野
◎アクセス
電車とバスをご利用の場合
①東京スカイツリーライン「越谷駅」東口→朝日バス「吉川駅 北口行(藤塚経由)」乗車→「藤塚」下車→徒歩約5分
②東京スカイツリーライン「南越谷駅」北口→朝日バス「花田・図書館行」乗車→「大相模中」下車→徒歩約5分
車をご利用の場合:外環自動車道「草加IC」→国道4号線経由で約15分
◎駐車場 有(約30台)
◎公式サイト 「越谷ストロベリー」
◎お問い合わせ Tel 090-6936-2595(越谷ストロベリー)
越谷いちごタウン
越谷いちごタウンは、越谷市のイチゴ農園の中で1番新しいのですが、その広さはなんと!関東最大級を誇ります。
栽培面積は、約1ヘクタールほどで、物に例えると、たたみ約6,000枚分です!
また、栽培数は約64,000株なのですが、これは、他のイチゴ農園の約6倍になります。
この広い敷地の中に、全部で8棟(A棟〜H棟)のハウスが立ち並んでいます。
各ハウスは、品種ごとに分かれていて、自由に移動することが可能です。
※イチゴの状態によって、お休みになるハウスもあります。
もしかして、
こんなに広いんじゃぁ時間が足りなくなるんじゃない?
なぁんて思ってはいませんか?
イチゴ狩りの制限時間は、一般的に30分ですが、越谷いちごタウンは45分となっています。
このプラス15分は、とても大きいです!
これだけの時間があれば、移動時間を引いたとしても、十分な余裕が生まれます。
せかせか焦らずに、様々なイチゴをしっかりがっつりと味わいましょう^^
ところで、越谷いちごタウンでしかできない事があるのですが・・・
どんなことだと思います?
何か思い浮かんだでしょうか。
そ・れ・は
コスプレイチゴ狩りです!
D棟のハウス内には、レンタル用(有料)のドレスやメイド服、髪飾り、花冠などがあります。
※衣装レンタルを実施していない日もあります。
衣装は、子ども用だけでなく大人用もありますので、ご家族やお友達同士でお楽しみください♪
そして、コスプレ姿で記念に1枚!と思ったら、園内にある撮影スポットへどうぞ^^
撮影スポットには、イチゴのクッションが置いてあるベンチやソファが多数設置されています。
もちろんですが、コスプレをしていなくても利用することができます。
撮影スポットを見つけたら、少しだけ手を休めて、パシャリと1枚!
きっと、イチゴ狩りのいい記念になると思います。
越谷いちごタウン 詳細情報
◎開催期間 2019年1月3日(木)〜5月まで
◎住所 埼玉県越谷市増森1-41
◎営業時間
10:00〜15:00(当日分のイチゴがなくなり次第終了)
平日は10:00から、土日祝日は10:00、11:30からスタートとなります。
◎定休日 1月〜2月→月、金
3月〜5月6日→月
5月7日以降→定休日なし
月曜日が祝日の場合は営業し、火曜日がお休みとなります。
◎料金 45分食べ放題
[1月3日(木)〜4月8日(月)]
大人(小学生以上)2,100円 子ども(3歳以上)1,200円
[4月10日(水)〜5月]
大人(小学生以上)1,600円 子ども(3歳以上)1,000円
◎予約 不要(土日のみ予約制)
[20名未満の場合]
越谷いちごタウンの公式サイトから予約することができます。
[20名以上の場合]
電話予約となりますが、1月〜2月の土日祝日は予約できませんのでお気をつけください。
予約をされない方は、当日の受付状況を電話や公式サイトで確認してから向かうようにしましょう。
◎アクセス
電車をご利用の場合
①東武スカイツリーライン「越谷駅」東口→朝日バス「増林地区センター行」乗車→終点「増林地区センター」下車→徒歩約5分
②JR武蔵野線「越谷レイクタウン駅」→路線バス「タローズ本社前行」乗車→「森西川」下車→徒歩約15分
車をご利用の場合:外環自動車道「草加IC」→国道4号、県道115号経由で約25分
◎栽培品種
彩のかおり、紅ほっぺ、章姫、かおり野、やよいひめ、とちおとめ
◎駐車場 有(約90台)
◎公式サイト 「越谷いちごタウン」
◎お問い合わせ Tel 048-965-1514(越谷いちごタウン)
ここまで、5つのイチゴ農園をご紹介いたしましたが、最後に1つだけ注意してほしいことがあります。
それは、臨時休業になる場合があるということです。
これは、ご紹介した5つのところだけでなく、今回紹介しきれなかった全てのイチゴ農園にも共通しています。
イチゴの生育は、天候によって左右されるため、赤いイチゴが少ない日はお休みになります。
ということで、予約可能な農園は予約を入れる、予約不要の農園であれば、事前に問い合わせてから出かけるようにしましょう!
休園情報については、各農園の公式サイトでも確認することができます。
せっかく行ったのに、やってなかった(TT)とならないためにも、チェックをお忘れなく・・
いちご工房 木村屋/越谷タウン情報サイト「越谷っ子」
親子でイチゴ観光農園 交流に夢を描いて/農業共済新聞
越谷でいちご狩り/越谷ストロベリー
千疋いちご園/子どもとお出かけ情報「いこーよ」
いちご狩り園「越谷いちごタウン」が1月3日オープン!/越谷市役所
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