白梅700本、紅梅600本の計1,300本もの梅の木が植えられている梅林公園!
岐阜県岐阜市の梅林南町にある都市公園です。
梅林公園の梅は、早いもので1月下旬頃から咲き始め、例年、3月上旬頃に見頃を迎えます。
とても美しく、見ているだけで和やかな気持ちになるということで、岐阜県随一の梅の名所として人気の場所となっています。
そんな梅林公園では、見頃の時期に合わせて岐阜梅まつりが開催されているのですが、ご存知でしょうか?
梅まつり期間中は、園内だけではなく、会場周辺の商店街等でも様々な催しが行われ、多くの人たちで大賑わいです☆
岐阜梅まつりについて
現在は、岐阜市が管理している梅林公園ですが、元々は岐阜県稲葉郡の上加納村(現在の岐阜市元町南端)に住んでいた篠田祐助氏の庭園でした。
明治5年(1872年)、篠田祐助氏が雑木林を整備し梅の木を植えたことが公園の始まりとされており、明治14年に「篠ヶ谷園」という名前で一般公開されていました。
梅林公園と呼ばれるようになったのは、明治21年(1888年)頃からで、昭和23年(1948年)に篠田祐助氏がこの地を岐阜市へ寄贈したことで、正式に梅林公園となります。
以降、梅林公園は岐阜市が管理、整備し都市公園となっていったというわけです。
そして、昭和26年(1951年)、梅林公園のPRのために行われるようになったのが岐阜梅まつりです。
岐阜梅まつりが開催されてからは、来場者がどんどんと増えていき、公園内にも蒸気機関車(SL)や芝生広場が設置され大きく成長していきました。
今では、梅まつりに10万人近くの人たちが来場しており、岐阜市を代表するイベントの一つとなりました。
岐阜梅まつり 2019年の日程!
ここからは、岐阜梅まつり2019の日程についてご紹介いたします。
岐阜梅まつりは、例年、3月上旬の土曜日・日曜日に行われています。
今年の開催日は、3月9日(土)・10日(日)の2日間です。
以下に、公園内や周辺商店街で行われる主な催しをまとめましたので、ごゆっくりとご覧ください^ ^
主な催し
☆子ども写生大会
[開催日時] 3月9日(土)10:00~15:00
[会場] 梅林公園芝生広場
☆子ども広場
[開催日時] 3月9日(土)10日(日)10:00~15:00
[会場] 梅林公園芝生広場
子ども広場には、けん玉教室や工作コーナー、バルーンアートコーナーが設けられます。
☆ミニSL運行・乗車
[開催日時] 3月9日(土)10:00~16:00
3月10日(日)10:00~15:00
[会場] 梅林公園児童公園(D51前)
梅林公園児童公園に展示されているSL「D51機関車」の前で、ミニSL「奥田弁慶号」が園内を運行します!
撮影はもちろんですが、事前に配布される整理券をGETしておくと、無料でミニSLに乗車することもできます。
乗り物好きのお子さんには、たまらない催しです^^
ちなみに、梅まつり期間中は、D51機関車の中に入ることもできますので、こちらも合わせて立ち寄ってみてください^^
☆パフォーマンスショー
[開催日時] 3月10日(日)13:00~15:00
[会場] 梅林公園芝生広場
芝生広場で行われるパフォーマンスショーでは、
- 柳ヶ瀬姫の会による「よさこい」:13:00~13:30
- 梅林中学校合唱部による「合唱」:13:40~14:20
- 美濃けん玉ネットワークによる「けん玉ショー」:14:30~15:00
が披露されます♪
☆写真教室
[開催日時] 3月10日(日)10:00~15:00
[会場] 梅林公園芝生広場
☆盆梅展
[開催日時] 3月9日(土)10日(日)10:00~15:00
[会場] 梅林公園管理事務所横
☆人力車
[開催日時] 3月9日(土)10日(日)10:00~15:00
[会場] 粕森公園~梅林公園
毎年、岐阜梅まつりのために東京都浅草から来ている人力車は、殿町2丁目の粕森公園から梅林公園までの道のりを走っており、1人500円で乗車可能です。
ゆったりと梅や岐阜の町並みを観賞できたり、車夫さんと会話を楽しむことができるとあって、とても人気です。
☆草木染め体験教室
[開催日時] 3月9日(土)14:00~15:30
3月10日(日)10:00~11:30、14:00~15:30
[会場] 瑞雲院
☆瑞龍寺特別公開
[開催日時] 3月9日(土)10日(日)10:00~15:00
[会場] 瑞龍寺
梅林公園と粕森公園の中間にある瑞龍寺は、応仁2年(1468年)に創建された歴史あるお寺です。
普段、瑞龍寺は坐禅修行などを行う専用道場となっているため、本堂は公開されておらず参拝することができません。
が・・
岐阜梅まつり期間中は、2日間限定で本堂が一般公開されます♪
本堂内の壁には、岐阜県養老町出身で日本画家の「土屋禮一」氏が作った「蒼龍」と「瑞龍」という障壁画があります。
迫力ある2つの龍は、墨で描かれており、見ごたえたっぷりです!
普段は決して見ることのできない世界ですから、この機会に足を運んでみてはいかがでしょうか♪
☆実行委員会のお店
[開催日時] 3月9日(土)10日(日)10:00~15:00
[会場] 旧河合内科駐車場(殿町通り)
旧河合内科駐車場(殿町通り)では、梅園内で採れた梅で作った「梅ジュース」が無料で配布されます^^
また、実行委員会オリジナルのグッズの販売や東北支援ブースなども設けられ、沿道ではフリーマーケットも行われます。
岐阜梅まつりへのアクセス
さて、続いては岐阜梅まつりへのアクセスについてお届けいたします。
まずは、メイン会場となる「梅林公園」の場所を地図でご確認ください。
岐阜梅まつりの催しは、梅林公園だけではなく、殿町通りや瑞龍寺などでも行われていますが、ここでは、梅林公園までのアクセスをご案内させていただきます。
車をご利用の場合
☆東京方面から
「厚木IC」→東名高速道路(約40分)→「御殿場JCT」→新東名高速道路(約2時間)→「豊田東JCT」→伊勢湾岸自動車道(約3分)→「豊田JCT」→東名高速道路(約25分)→「小牧IC」→名神高速道路(約10分)→「一宮JCT」→東海北陸自動車道(約10分)→「岐阜各務原IC」→国道21号線、156号線経由(約15分)→「梅林公園」
☆関西方面から
「門真IC」→近畿自動車道(約10分)→「吹田IC」→名神高速道路(約1時間40分)→「岐阜羽鳥IC」→県道151号線経由(約30分)→「梅林公園」
公共交通機関をご利用の場合
☆東京方面から
「東京駅」(JR新幹線 新大阪行・約1時間40分)→「名古屋駅」(JR東海道本線 岐阜行・約25分)→「岐阜駅」(駅前バスターミナル14、15乗り場 岐阜バス「B系統」乗車・約10分)→「梅林公園前」下車(徒歩約3分)→「梅林公園」
☆関西方面から
「新大阪駅」(JR新幹線 東京行・約50分)→「名古屋駅」(JR東海道本線 岐阜行・約25分)→「岐阜駅」(駅前バスターミナル14、15乗り場 岐阜バス「B系統」乗車・約10分)→「梅林公園前」下車(徒歩約3分)→「梅林公園」
岐阜梅まつりの駐車場は?
車で会場まで行きたい!という方が、1番気になることと言えば、やはり駐車場についてではないでしょうか。
梅林公園には駐車場が無く、梅まつり専用の駐車場も設けられていないため、周辺の有料駐車場に停める必要があります。
ここでは、岐阜駅周辺の有料駐車場を3つご紹介いたします。
☆岐阜シティ・タワー43地下駐車場(赤)
- 駐車台数:56台
- 住所:岐阜県岐阜市橋本町2-52
- 営業時間:24時間
- 料金:入庫後4時間まで30分毎150円
4時間以上24時間まで1,200円
☆岐阜スカイウイング37駐車場(青)
- 駐車台数:129台
- 住所:岐阜県岐阜市吉野町6-31
- 営業時間:24時間
- 料金:30分150円
最大料金 入庫後24時間まで1,000円
☆岐阜市駅西駐車場(緑)
- 駐車台数:623台
- 住所:岐阜県岐阜市橋本町2-16
- 営業時間:24時間
- 料金:入庫後4時間まで30分毎150円
4時間以上24時間まで1,200円
各駐車場から梅林公園までは徒歩で行くと約30分ほどかかりますので、岐阜駅から運行されている岐阜バスに乗車し会場まで行くことをオススメいたします。
各駐車場の場所は、地図でご確認ください。
アイコンの色は、駐車場名の後にあるカッコ書きの色になります。
岐阜梅まつり 交通規制情報!
岐阜梅まつりでは、両日ともに会場周辺で交通規制が敷かれます。
規制場所や時間は、以下の通りです。
☆規制場所
梅林公園周辺、殿町本通り(梅林公園~粕森公園)
☆規制時間
両日とも09:00~16:00(通行禁止)
なお、岐阜梅まつり開催日の前後1週間の土日も、梅林公園周辺で通行規制が行われます。
交通規制の詳しい情報については、こちらの交通規制図をご覧ください^^
→「岐阜梅まつり2019 交通規制図」
最後になりますが、梅の観賞以外のお楽しみを一つお伝えいたします。
それは、梅林公園周辺に出店するお祭り屋台です♪
岐阜梅まつりには、お好み焼きやたこ焼きといった定番ものに加え「生姜漬」や「あんまき」と呼ばれる愛知県知立市名物の和菓子など、珍しい食べ物もたくさん販売されます。
梅や催しだけでなく、屋台巡りも楽しむことができる。
岐阜梅まつりは、そんなお祭りです^^
梅林公園/岐阜市都市建設部公園整備課
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