岐阜県高山市で開催される「高山祭り」
この祭りは、毎年、春と秋の2回行われています。
それぞれ2日間に渡って開催されており、来場者数は18万人以上というとても大きなお祭りとなっています。
さて・・
今回ご紹介するのは、春の高山祭りについてです!
春の高山祭りは、別名「山王祭(さんのうまつり)」と呼ばれており、高山市にある日枝神社の例祭として行われています。
桜舞う飛騨高山で、古くから伝わる伝統芸能が繰り広げられます^^
ということで!
今回は、春の高山祭り2019の日程や駐車場、交通規制情報についてお届けいたします。
高山祭り 2019年の日程!
春の高山祭りは、毎年4月14日、15日の2日間に渡って開催されています。
2019年の開催は、4月14日(日)・15日(月)となっています。
お祭り期間中は、豪華な屋台が登場したり、約300年以上続く伝統行事が行われ、会場は大盛り上がりです^^
4月14日(日)
☆屋台曳き揃え
[時間] 09:30〜16:00頃
[会場] 御旅所前広場、神明町通り
春の高山祭りには、神楽台、三番叟、麒麟台、石橋台、五台山、鳳凰台、恵比須台、龍神台、崑崗台、琴高台、大国台、青龍台という12台の屋台が登場します!
豪華絢爛な屋台が曳き揃う光景は、多くの観客たちを魅了します。
春の高山祭りでは、神楽台、三番叟、龍神台、石橋台の4台が御旅所前広場に、麒麟台、五台山、鳳凰台、恵比須台、崑崗台、琴高台、大国台、青龍台の8台が神明町通りに曳き揃います。
☆からくり奉納
[時間] 11:00頃~11:50頃、14:30頃~15:20頃
[会場] 御旅所前
からくり奉納とは、屋台上で「布袋人形」と「唐子」という人形が、様々な舞を披露する伝統芸能です。
春の高山祭りでからくり奉納を披露する屋台は、三番叟、龍神台、石橋台の3台となっています。
人形たちは約8人ほどで操っており、36本の綱を使ってきめ細やかな動きや大胆な動きを披露してくださいます。
特に、鉄棒をする動きや紙吹雪を巻くシーンは、とても迫力があり、圧巻の一言です。
からくり奉納が終わる頃には、観客たちから大きな歓声が湧き、たくさんの拍手に包まれます。
☆御巡幸
[時間] 13:00〜16:00頃
[会場] 日枝神社、市街地
大きな御神輿を始め、獅子や闘鶏楽(とうけいらく)など、総勢数百名の人たちが高山の街を練り歩きます。
※闘鶏楽=鳥毛のついた花笠を被り、着物姿で舞う飛騨独自の神事
約300年以上受け継がれている御巡幸の風景は、まるで、江戸時代にタイムスリップしたかのような気分を味わうことができます。
お神輿は、日枝神社からスタートし、街を歩いた後は御旅所で一泊します。
☆夜祭
[時間] 18:30〜21:00頃
[会場] 市街地
幻想的な雰囲気を楽しむことができる夜祭♪
12台の屋台には、それぞれ約100個の提灯が付いており、夜になると全ての提灯に明かりが灯ります。
そして、屋台はゆっくりと街を練り歩き、各屋台蔵へと戻っていきます。
高山祭りの夜祭は14日だけですので、ぜひ!夜の美しい世界をお楽しみください^ ^
4月15日(月)
☆屋台曳き揃え
[時間] 09:30〜16:00頃
[会場] 御旅所前広場、本町一丁目・本町2丁目、さんまち通り
2日目は、
- 御旅所前広場・・神楽台、三番叟、龍神台、石橋台
- 本町一丁目と本町2丁目・・大国台、麒麟台、崑崗台、琴高台
- さんまち通り・・五台山、鳳凰台、恵比須台、青龍台
というように、屋台曳き揃えが行われる場所が変わりますのでご注意ください。
☆からくり奉納
[時間] 10:00〜10:50頃 14:00〜14:50頃
[会場] 御旅所前
1日目と開始時間が異なりますので、お間違いのないようにお気をつけください^ ^
☆御巡幸
[時間] 12:30〜16:00頃
[会場] 市街地、日枝神社
御旅所で一泊した御神輿は、街を練り歩いた後、日枝神社へと還御されます。
春の高山祭りへのアクセス
春に行われる高山祭りの会場は、日枝神社とその周辺の高山市街地となります。
ここでは、日枝神社までのアクセスをご案内いたします。
車をご利用の場合
☆関東方面から
中央自動車道・長野自動車道→「松本IC」→国道158号線、県道74号線→日枝神社(約2時間20分)
☆関西方面から
名神高速道路「豊中IC」→「一宮JCT」→東海北陸自動車道→「飛騨清見IC」→中部縦貫道→「高山IC」→国道41号線→日枝神社(約4時間)
☆富山方面から
国道41号線→県道75号線、県道76号線」→日枝神社(約2時間)
電車をご利用の場合
☆関東方面から
「東京駅」(JR新幹線のぞみ 新大阪駅新大阪行・約1時間50分)→「名古屋駅」(JRワイドビューひだ 富山行・約2時間15分)→「高山駅」(徒歩約25分)→日枝神社
☆関西方面から
「新大阪駅」(JR新幹線ひかり 東京行・約50分)→「名古屋駅」(JR特急ワイドビューひだ 富山行・約2時間15分)→「高山駅」(徒歩約25分)→日枝神社
☆富山方面から
「富山」(JR特急ワイドビューひだ 名古屋行・約1時間30分)→「高山駅」(徒歩約25分)→日枝神社
その他、高山市内を地図で確認したい方や高速バスをご利用の方は、こちらからご確認ください♪
→「高山祭りのアクセスを詳しく確認する」
春の高山祭りの駐車場は?
高山市街地周辺には、10ヵ所以上の市営、公営、民営駐車場があります。
また、これらの駐車場が満車になってしまっても、臨時駐車場が解放されるので安心です♪
とはいえ、どの駐車場も人気なので、車で行かれる際は早めの行動を心掛けるようにしましょう。
ここでは、十数ヵ所ある駐車場の中でも、駐車台数の多い場所をご紹介いたします。
☆高山駅西駐車場(赤)
- 駐車台数:普通車約130台
- 住所:高山市昭和町1丁目22-10
- 料金:24時間営業
08:00~20:00 30分150円
20:00~08:00 1時間50円
☆市営花岡駐車場(青)
- 駐車台数:普通車157台
- 住所:高山市花岡町2-14-4
- 料金:24時間営業
08:00~20:00 30分150円
20:00~08:00 1時間50円
☆市営空町駐車場(緑)
- 駐車台数:普通車132台
- 住所:高山市馬場町2-115
- 料金:24時間営業
08:00~20:00 30分150円
20:00~08:00 1時間50円
☆高山中央駐車場(紫)
- 駐車台数:普通車65台
- 住所:高山市朝日町24
- 料金:24時間営業
1時間300円
最大料金 18:00~09:00まで1,000円
☆市営えび坂駐車場(黒)
- 駐車台数:普通車55台
- 住所:高山市馬場町2-1-1
- 料金:24時間営業
08:00~20:00 30分150円
20:00~08:00 1時間50円
場所については地図でご確認ください^^
アイコンの色は、駐車場名の後にあるカッコ書きの色になります。
臨時駐車場について
臨時駐車場は、市営、公営、民営駐車場が満車になってから解放されます。
解放される前に駐車することは禁止されていますので、ご注意ください。
ただし、真光匠ヶ丘臨時駐車場のみ、混雑状況に関わらず09:00から解放されます♪
☆花里小学校臨時駐車場(赤)
- 駐車台数:250台
- 住所:岐阜県高山市花里町1-54
- 料金:1台1,000円
☆真光匠ヶ丘臨時駐車場(緑)
- 駐車台数:550台
- 住所:岐阜県高山市匠ヶ丘町
- 料金:無料
アイコンの色は、駐車場名の後にあるカッコ書きの色になります。
なお、真光匠ヶ丘臨時駐車場からは、高山市民文化会館まで送ってくれる無料のシャトルバスが運行されます。
シャトルバスの運行時間は、
- 4月14日(日):09:00~21:00
- 4月15日(月):09:00~16:00
となっており、10分間隔で運行される予定です。
春の高山祭り!交通規制情報!
春の高山祭りでは、高山市街一帯とその周辺に交通規制が敷かれます。
2019年は、以下の場所と時間で交通規制が行われます。
☆高山市街一帯
[車両通行止めの日時]
4月14日(日)08:30~22:00
4月15日(月)08:30~17:00
☆鍛治橋信号~やよいそば角店前の信号辺りまで
[車両通行止めの日時]
4月14日(日)07:00~15日(月)19:00まで
☆安川、国分寺通り
[車両通行止めの日時]
4月14日(日)15:00~16:00
17:30~22:00
4月15日(月)14:00~15:30
[大型車・大特車の進入禁止]
4月14日(日)08:30~22:00
4月15日(月)08:30~18:00
国道158号線安川通りは、お祭り行列の際に規制が行われます。
交通規制情報を地図で詳しく確認したい方は、こちらのパンフレットをご覧ください^^
→「春の高山祭り!2019年の交通規制図を確認する」
約400年以上の歴史を誇る高山祭り・・
このお祭りに登場する屋台は、1960年6月に重要有形民俗文化財に指定され、屋台行事は、1979年2月に重要無形民俗文化財に指定されました。
同じ行事で、2つの文化財に指定されているのは、日本各地で行われているお祭りの中でも、たったの5つだけなんです!
さらに、2016年12月には、屋台行事がユネスコ無形文化遺産にも登録されました。
高山祭りは、日本のみならず、海外からも高い人気を誇る行事となっています♪
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