東京都の多摩地域北西部に位置する青梅市・・
湖や渓谷など、自然に触れることができるスポットが多数あるエリアです。
そんな青梅市では、毎年5月になると青梅大祭が開催されます。
青梅大祭は、市内にある住吉神社の例大祭として行われており、関東屈指の規模を誇るお祭りとなっています。
お祭り期間中は、10万人以上の観客たちと豪華絢爛な山車で大盛り上がりです♪
ということで、今回は青梅大祭2019年の日程をはじめ、駐車場や交通規制情報についてお届けいたします^^
青梅大祭の歴史
早速、日程情報から・・と言いたいところですが、青梅大祭の歴史について簡単にまとめましたので、少しだけお付き合いください。
住吉神社は、応安2年(1369年)に住吉山延命寺の鎮守として創建され、永正10年(1513年)に青梅村の鎮守様となりました。
例大祭は、江戸時代後期頃には既に執り行われていたと言われており、村民たちが拝殿などを修理をした際、その完成を祝って行われた行事が、始まりとされています。
当初は、神事としてではなく村民主体のお祭り行事として行われていて、お神輿なども登場し、大いに賑わっていたと伝えられています。
が・・
その当時の記録は残されておらず、詳しいことは解っていないとのことです。
青梅に山車が登場するようになったのは明治初期頃で、江戸で使用されていた3層の山車が運行されていました。
山車を運行していたのは、住吉神社の氏子である住江町、仲町、上町、森下町、本町の5町で、この山車の運行が青梅大祭の起源と言われています。
この頃の山車は、1層目に囃子台、2層目に豪華な幕、そして3層目に立派な山車人形が飾られていて、とても華やかなものでした。
ところが、明治後期頃になると町中に電線が張られ、3層の山車は運行することができなくなってしまったのです。
その後、山車に飾られていた人形は、各町にある人形場へ移動し、山車自体も現在のような屋台型のものに改造され、再び運行するようになりました。
それから時は流れ・・
大正~昭和頃に入ると、住吉神社の氏子町以外にも、大柳町、天ヶ瀬町、裏宿町、滝ノ上町、西分町、勝沼町、日向和田の7町が山車を保有するようになり、合計12町が参加し、お祭りを盛り上げました。
ちなみに、江戸時代は3月27日、28日、明治時代は4月27日、28日に例大祭が開催されていましたが、昭和44年以降は、
- 住吉神社の神事が4月28日
- 山車の運行といった町民が主体となって行う行事が5月2日、3日
に開催されるようになっていきました。
また、平成16年(2004年)には「住吉神社青梅大祭」という名前から「青梅大祭」に改名され、行事内容は変わることなく現在まで受け継がれています。
青梅大祭 2019年の日程!
さて、大変お待たせいたしました!
青梅大祭2019の日程情報はここからです^^
2019年の青梅大祭は、5月2日(木)、3日(金・祝)の2日間に渡っての開催となります。
各日の日程は以下をご覧ください♪
5月2日(木)宵宮祭り
☆町内山車巡行
[場所] 各町内
山車巡行前に、安全を祈願する修跋式が行われます。
※修跋式は、町内によって名称が異なっています。
その後、勝沼町、大柳町、天ヶ瀬町、裏宿町、日向和田、西分町、住江町、仲町、上町、森下町、本町、滝ノ上町から12台の山車が曳き出され、各町内を巡行します。
☆お祓い
[時間] 山車巡行終了後
[場所] 住吉神社
西分町、住江町、仲町、上町、森下町、本町、滝ノ上町の山車が住吉神社にてお祓いを受けます。
5月3日(金・祝)本祭り
☆朝霧
[時間] 05:00~05:30
[場所] 各町内
☆山車巡行
[時間] 09:00頃~
[場所] 各町内、青梅街道
各山車は、町内や青梅街道を巡行します。
また、大柳町、天ヶ瀬町、裏宿町、勝沼町、日向和田の山車が、住吉神社にてお祓いを受けます。
☆競り合い
[場所] 青梅駅前、祭典本部前、森下町
青梅大祭の見どころと言えば、なんと言っても競り合いです!
競り合いとは、運行中の山車同士が鉢合わせになった時に、太鼓や鉦を披露し合うというものです。
別名「ケンカ囃子」とも呼ばれており、華やかな衣装に身を包んだ人たちが繰り広げる激しいお囃子は、見逃すことができません^^
競り合いは、1対1で行われるものだけでなく、3台以上で行われることもあります!
おおよその時間にはなりますが、3台以上の山車による競り合いは、以下の時間と場所で行われる予定です。
- 森下町、大柳町、天ヶ瀬町、裏宿町、日向和田、滝ノ上町の山車:森下町青梅坂交差点にて15:40頃~
- 勝沼町、西分町、住江町、本町の山車:青梅駅前にて17:00頃~
- 住江町、本町、仲町、上町、森下町、滝ノ上町の山車:市民会館前(祭典本部前)にて18:00頃~
- 住江町、本町、仲町、滝ノ上町の山車:青梅駅前にて18:30頃~
夜になると、各山車に提灯の明かりが灯り、昼間とは異なる雰囲気の中での競り合いを観賞することができます。
山車の巡行は19:30頃に終了しますが、お囃子の演奏は21:00頃まで行われていますので、最後まで青梅大祭をお楽しみください♪
記念行事について
2019年の青梅大祭では、今年5月1日に新天皇陛下が即位になることを祝って、記念式典が行われます。
記念式典の詳細は、こちらをご覧ください。
◎開催日
5月3日(金・祝)
◎式典内容
山車の競演:16:00頃~
提灯行列:18:30頃~
花火の打ち上げ:19:15~
青梅大祭へのアクセス
ここからは、青梅大祭へのアクセスについてご案内いたします。
まずは、青梅駅(赤)、住吉神社(青)の場所を地図でご確認ください。
ここでは、住吉神社までのアクセスをご案内いたします。
☆車でお越しの場合
[中央自動車道から]
「高井戸IC」→首都高速4号新宿線(約7分)→「西新宿JCT」→首都高速中央環状線(約8分)→「熊野町JCT」→首都高速5号池袋線(約14分)→「美女木JCT」→東京外環自動車道(約7分)→「大泉JCT」→関越自動車道(約18分)→「鶴ヶ島JCT」→圏央道(約15分)→「青梅IC」→都道5号線(約15分)→「住吉神社」
「八王子IC」→中央自動車道(約8分)→「八王子JCT」→圏央道(約16分)→「青梅IC」→都道5号線(約15分)→「住吉神社」
☆電車でお越しの場合
「新宿駅」(JR中央 青梅線快速 青梅行・約1時間)→「青梅駅」(徒歩約5分)→「住吉神社」
「八王子駅」(JR八高線 川越行・約10分)→「拝島駅」(JR中央 青梅線 青梅行・約20分)→「青梅駅」(徒歩約5分)→「住吉神社」
青梅大祭の駐車場は?
会場周辺には、有料駐車場が数ヶ所あります。
ただ、どの駐車場も大変人気なため、すぐに満車となってしまいます(汗;
ですから、車で会場まで行かれるのであれば、早めの行動を心掛けるようにしましょう!
☆リパークワイド東青梅駅前(赤)
- 駐車台数:20台
- 住所:東京都青梅市東青梅2-12
- 営業時間:24時間
- 料金:00:00~08:00 60分100円
08:00~22:00 40分200円
22:00~00:00 60分100円
最大料金 入庫後24時間毎に800円
☆NPC24Hりそな銀行東青梅支店第一パーキング(青)
- 駐車台数:26台
- 住所:東京都青梅市東青梅2-17-4
- 営業時間:24時間
- 料金:平日 09:00~17:00 30分100円
17:00~22:00 45分100円
土日祝 09:00~22:00 45分100円
22:00~09:00 90分100円
☆リパーク東青梅駅前第2(緑)
- 駐車台数:28台
- 住所:東京都青梅市勝沼1-33
- 営業時間:24時間
- 料金:00:00~08:00 60分100円
08:00~22:00 60分200円
22:00~00:00 60分100円
最大料金 入庫後24時間以内800円
駐車場の場所については、以下の地図でご確認ください。
アイコンの色は、駐車場名の後にあるカッコ書きの色になります。
青梅大祭 交通規制情報!
青梅大祭では、会場周辺に交通規制が敷かれます。
今年、2019年は、以下の時間と場所で規制が行われます^^
☆規制日時
A)5月2日(木)12:00~22:00
B)5月3日(金・祝)09:00~19:30、09:00~22:30
☆規制場所
A)勝沼町交差点~青梅市民会館前交差点
B)勝沼信号~日向和田3丁目信号
勝沼信号~青梅市民会館前
交通規制については地図で確認したい!という方は、こちらに交通規制図を置いておきますので、参考にされてください^^
→「青梅大祭の交通規制図」
青梅大祭のもう一つのお楽しみ・・・
それは、露店です♪
青梅大祭では、青梅駅周辺や青梅街道沿いに約300軒以上のお店が出店します!
山車も良いけど、露店巡りもしたい♪
そんな楽しみ方があっても良いかもしれません^^
青梅大祭の歴史/青梅大祭に行こう!
青梅大祭の歴史と見所/青梅大祭.com
コメント