愛知県知立市では、毎年5月に入ると知立祭りが開催されます。
知立祭りは、承応2年(1653年)から始まったとされており、知立神社の例祭として今もなお続いています。
この例祭は、
高さ7m、重さ5tもの立派な山車5台が奉納される本祭と
キレイな花飾りで彩った花車5台が奉納される間祭りが、
一年交代で執り行われるのが、大きな特徴です。
今回は、知立祭り2019のスケジュールや駐車場、交通規制情報をお届けいたします^ ^
知立祭り!2019年のスケジュール!
知立祭りは、例年5月2日、3日の2日間に渡って行われています。
2019年は、5月2日(木)3日(金・祝)となっており、今年は間祭りの年です!
それでは、スケジュールをご覧ください。
5月2日(木)試楽
知立市にある西町、山町、本町、宝町、中新町から、それぞれ花車が出発し、町内を巡行します。
☆花車競演
[時間] 19:00頃~
[場所] 知立南北線
知立南北線(三菱東京UFJ銀行西側)で5台の花車が集まり、競演が行われます^^
5月3日(金・祝)本楽
☆花車出発
[時間] 09:00頃~
[場所] 各町内
各町から花車が出発し、町内を巡行しながら中央通りを目指します。
☆花車共演
[時間] 09:30頃~
[場所] 中央通り
中央通りに5台の花車が立ち並びます。
そして、10:00頃になると花車は山町東端へ向かい、11:30頃に知立神社へと進んでいきます。
☆宮入り開始
[時間] 13:30頃~
[場所] 西町城跡公園前
宝町→山町→中新町→本町→西町の順に宮入りが行われます。
☆宮出
[時間] 16:30頃~
[場所] 知立神社
花車が、知立神社からそれぞれの町を目指して出発します。
夜には提灯が灯りますので、見てみてください♪
ちなみに・・
知立の山車といえば、
- 1体の人形に対して3人が操り、合計2体の人形を使い芝居を行う「山車文楽」
- 糸で人形を操って芝居を行う「からくり」
が有名ですが、これらは本祭りの年のみ行われるものですので、間祭りである今年は残念ながら見ることはできません。
が・・
今年は特別上演として、5月3日(金・祝)13:00~16:00までの間、西町公民館裏にて知立の山車文楽とからくりが披露されます^^
知立祭りへのアクセス
知立祭りは、知立神社とその周辺が会場となります。
場所については、以下の地図でご確認ください^ ^
ここでは、知立神社までのアクセスをご案内いたします。
車で起こしの場合
☆東京方面から
東名高速道路→「岡崎IC」→「豊田JCT」→伊勢湾岸自動車道→「豊田南IC」→県道56号→知立神社
☆関西方面から
名神高速道路→「草津JCT」→新名神高速道路→「亀山JCT」→東名阪自動車道→「四日市JCT」→伊勢湾岸自動車道→「豊田南IC」→県道56号→知立神社
電車で起こしの場合
☆東京方面から
「東京駅」(JR新幹線のぞみ号 博多行・約1時間40分)→「名古屋駅」(中央本線快速 中津川行・約4分)→「金山駅」(名鉄名古屋本線特急 豊橋行・約16分)→名鉄名古屋本線「知立駅」(徒歩約16分)→「知立神社」
☆関西方面から
「新大阪駅」(JR新幹線のぞみ号 東京行・約50分)→「名古屋駅」(JR東海道本線 大府行・約5分)→「金山駅」(名鉄名古屋本線特急 豊橋行・約16分)→名鉄名古屋本線「知立駅」(徒歩約16分)→「知立神社」
知立祭りの駐車場と交通規制情報!
知立祭りでは、専用の駐車場は用意されません。
そのため、民間有料駐車場に停める必要があります。
ということで、会場周辺の駐車場を3つご案内いたします。
☆名鉄協商パーキング 知立駅前(赤)
- 駐車台数:196台
- 住所:愛知県知立市知立駅周辺土地区画整理10-10
- 料金:24時間営業
00:00~24:00 60分200円
最大料金 24時間1,000円 - 知立神社までの距離:徒歩約11分
☆名鉄協商パーキング 知立駅前第2(青)
- 駐車台数:31台
- 住所:愛知県知立市知立駅周辺区画整理5-13
- 料金:24時間営業
00:00~24:00 60分200円
最大料金 08:00~18:00 700円
18:00~08:00 300円 - 知立神社までの距離:徒歩約10分
☆リパーク知立第2(緑)
- 駐車台数:17台
- 住所:愛知県知立市堀切2丁目10
- 料金:24時間営業
00:00~24:00 60分200円
最大料金 24時間以内500円 - 知立神社までの距離:徒歩約15分
駐車場の場所については以下の地図でご確認ください。
アイコンの色は、駐車場名の後にあるカッコ書きの色になります。
なお、お祭り期間中は、知立神社周辺の一部道路に交通規制が敷かれます。
また、周辺道路は大変混雑しますので、車で行かれる際はご注意ください。
全国的にも非常に珍しい行事が行われる知立祭り・・
その歴史と伝統は受け継がれ続け、昭和42年(1967年)に「からくり」が愛知県の有形民俗文化財に指定され、昭和54年(1979年)には、国の選択無形民俗文化財として指定されました。
さらに!
平成2年(1990年)に「山車文楽とからくり」が国の重要無形民俗文化財に指定され、平成28年(2016年)には「山・鉾・屋台行事」の一つとしてユネスコ無形文化遺産にも登録されました!
先にも書いた通り、2019年の知立祭りでは、山車文楽とからくりを観賞することができませんが、若者たちが繰り出す美しい花車は、一見の価値ありです♪
知立まつり(間祭り)/知立市観光協会公式サイト
ユネスコ登録祝い、間祭りで初上演へ 知立の山車文楽とからくり/中日新聞
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