川越祭りの山車!どんな種類や特徴があるの?

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埼玉県南西部に位置する川越市・・

江戸時代に、川越藩の城下町として大変栄えていたことから「小江戸川越」とも呼ばれています。

川越市には、神社や城跡、旧跡などの歴史建造物がたくさんあるため、観光スポットとしても人気となっています。

 

そんな小江戸川越が、最も盛り上がりを見せる時・・

それは、毎年10月に開催される川越祭り(正式名称は川越氷川祭り)です!

川越祭りには、豪華絢爛な山車が多数登場し、激しい曳っかわせが行われます。

何台もの美しい山車による競演は、見る人に大きな感動を与えてくれます♪

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川越祭りの山車について

川越祭りでは、江戸と川越の職人たちの力によって建造された江戸系川越型の山車がたくさん登場します。

江戸系川越型の山車は、2層の鉾人形からなる江戸型山車が発展したもので、四ツ車(又は三ツ車)と台座の上に二重の鉾が組まれています。

また、山車の最上部にはそれぞれ異なる人形が飾られており、山車の上部分と人形は、伸縮自在の迫り上げ式エレベーター構造になっているんです!

人形を上まで出すと、約10mもの高さまで上がるようになっています。

ちなみに、伸び縮みする仕掛けは、元々お城の門をくぐるために作られたものとされています。

 

そして、山車には、赤色や黒色のが塗られていたり金箔などが使われていたりして、豪華な見た目となっています。

さらに、見事な彫刻が飾られていたり、鮮やかな刺しゅうのが張られていたりと、とても華やかです♪

じゃあ、山車の中はどんな感じになってるのぉ〜?

と言いますと、山車の中には、囃子台(舞台)があり、ほとんどの山車は360度水平回転する造りになっています。

この中に人が乗り込み、笛や太鼓、鉦を使ってお囃子演奏を行うというわけです^^


ところで・・

川越祭りの山車行事が、2005年(平成17年)2月に国の重要無形民俗文化財に指定されていることは、すでにご存知かと思います。

では、2016年(平成28年)10月にユネスコの無形文化遺産に登録されたことはご存知でしょうか?

川越祭りの山車行事は、世界的にもその価値が認められ、より注目を集めているお祭りとなっています。

 

その他にも、川越市に存在する29台の山車のうち、大正時代以前に作られた10台が埼玉県の有形民俗文化財に、1台が川越市指定の有形民俗文化財に指定されています。

そんな素晴らしい山車たちを間近で見ることができる川越祭りですが、毎年、全ての山車(29台)を見ることができるというわけではありません。

登場する数は、その年によって異なっており、2015年は13台、2016年は23台の山車が登場しました。

全ての山車が揃うのは、記念の年など特別な行事の時のみとなっています。

 

山車の種類と特徴について

さて・・

ここまでて、川越祭りに登場する山車がどのようなものなのか?ということが何となくでもお解りいただけたかと思います。

ここからは、29台の山車の種類や特徴をそれぞれ解説したいと思います♪

それではどうぞごゆっくりご覧ください^ ^

 

翁の山車

  • 町名:幸町
  • 住所:埼玉県川越市幸町5-25
  • 所有者:幸町自治会(雪塚会)
  • 文化財:県指定有形民俗文化財(昭和43年3月29日)
  • 山車作成年:1870年(明治3年)
  • 人形作成年:1870年(明治3年)

1870年(明治3年)に、仲秀英によって制作された翁の山車は、4ツ車で二重鉾の廻り舞台となっています。

囃子台正面は懸魚彫り、後ろ三方には龍彫りが施されていて、とても豪華です♪

人形は、能楽の翁(おきな)の舞姿で、鳥帽子直衣(えぼしのうし)姿に翁のお面を付けています。

 

秀郷の山車

  • 町名:喜多町
  • 住所:埼玉県川越市喜多町2-3
  • 所有者:喜多町自治会
  • 文化財:県指定有形民俗文化財(昭和43年3月29日)
  • 山車作成年:1897年(明治30年)
  • 人形作成年:不明

4ツ車で二重鉾、囃子台には唐破風が付いていて、廻り舞台となっている秀郷の山車。

鶴雲斉亀(小倉作兵衛)父子の作品で、金箔がたくさん使われているのが特徴です。

人形は、藤原秀郷をかたどったもので、鼠屋五兵衛が作ったとされており、1826年(文政9年)の氷川祭祭礼絵巻に、この人形の絵が描かれていたことから、最も古い人形と言われています。

 

山王の山車

  • 町名:元町2丁目
  • 住所:埼玉県川越市元町2-9-31
  • 所有者:元町二丁目自治会
  • 文化財:県指定有形民俗文化財(昭和43年3月29日)
  • 山車作成年:1871年(明治4年)
  • 人形作成年:1871年(明治4年)

三ツ車で二重鉾、囃子台は欄間仕立てとなっている山王の山車は、人形座が中から上に迫り上がるようになっており、中からも人形を見ることができる三重構造になっています。

人形は、日吉神社の祭神とされる山王権現をかたどったもので、烏帽子狩衣姿に猿のお面を首にかけており、右手に扇、左手に金弊を持っています。

 

鈿女の山車

  • 町名:大手町
  • 住所:埼玉県川越市郭町2-25-1
  • 所有者:大手町自治会
  • 文化財:県指定有形民俗文化財(昭和43年3月29日)
  • 山車作成年:1872年(明治5年)
  • 人形作成年:1872年(明治5年)

三ツ車で二重鉾、囃子台は欄間仕立ての鈿女の山車は、1872年(明治5年)に仲秀英が制作したとされています。

かつて、牛に曳かせていた鈿女の山車には、その名残として車隠しの幕が張られています。

人形も、1872年(明治5年)に仲秀英が制作したもので、天岩屋戸に隠れた天照大神を招き出すために、榊を持って踊る天鈿女命をかたどったものになります。

 

小狐丸の山車

  • 町名:幸町
  • 住所:埼玉県川越市郭町2-25-1
  • 所有者:幸町自治会(金山会)
  • 文化財:県指定有形民俗文化財(昭和43年3月29日)
  • 山車作成年:明治初年頃
  • 人形作成年:不明(1835年(天保6年)に修理の記録があります)

四ツ車で二重鉾、囃子台は欄間仕立てで廻り舞台となっている小狐丸の山車。

上段四方の幕は、雲龍が金糸で描かれており、囃子台には鳳凰の彫刻が施されています。

人形は、宝剣の小狐丸を打つ小鍛冶宗近をかたどっています。

 

羅陵王の山車

  • 町名:仲町
  • 住所:埼玉県川越市仲町10-1
  • 所有者:仲町自治会(陵王会)
  • 文化財:県指定有形民俗文化財(昭和43年3月29日)
  • 山車作成年:1862年(文久2年)
  • 人形作成年:1862年(文久2年)

四ツ車で二重鉾、囃子台には唐破風がついている羅陵王の山車は、川越市にある山車の中で最古のものとされています。

山車の下勾欄には、波の彫刻が施されていて、人形は、古代中国の英雄だった羅陵王長恭がモデルとなっています。

 

浦嶋の山車

  • 町名:松江町2丁目
  • 住所:埼玉県川越市松江町2-8-6
  • 所有者:松江町二丁目自治会
  • 文化財:県指定有形民俗文化財(昭和43年3月29日)
  • 山車作成年:1915年(大正4年)
  • 人形作成年:1862年(文久2年)

浦嶋の山車は、二重鉾で四ツ車の山車で、囃子台は唐破風付きで廻り舞台となっています。

上段幕には波の絵が描かれており、下段幕には珊瑚岩の絵が描かれています。

また、せいご台には、伊勢海老やタコなどの彫刻が施されているのも特徴の一つです。

浦嶋太郎の人形は、右手に釣竿、左手に玉手箱を抱えています。

 

弁慶の山車

  • 町名:志多町
  • 住所:埼玉県川越市志多町12-1
  • 所有者:志多町自治会
  • 文化財:県指定有形民俗文化財(昭和43年3月29日)
  • 山車作成年:江戸末期頃
  • 人形作成年:1856年(安政3年)

元々、一重鉾だった弁慶の山車は、(昭和29年)に二重鉾へと改造されました。

この山車は、四ツ車となっており、囃子台は欄間仕立てで廻り舞台になっています。

人形は、武蔵坊弁慶2人の草刈童子合計3体が飾られています。

 

三番叟の山車

  • 町名:六軒町
  • 住所:埼玉県川越市六軒町1-17-16
  • 所有者:六軒町
  • 文化財:県指定有形民俗文化財(昭和43年3月29日)
  • 山車作成年:1888年(明治21年)
  • 人形作成年:1888年(明治21年)

三番叟の山車は、三ツ車で二重鉾の山車で、囃子台は唐破風付きで廻り舞台なっています。

山車は、大工棟梁であった印藤吉五郎が1888年(明治21年)に制作したもので、彫刻は山田弥三郎が(明治34年)に制作しました。

人形は、1888年(明治21年)に仲秀英が制作したもので、黒式尉(こくしきじょう)と呼ばれる三番叟のお面をしています。

 

鈿女の山車

  • 町名:今成
  • 住所:埼玉県川越市今成町3-1-3
  • 所有者:今成町自治会
  • 文化財:県指定有形民俗文化財(昭和43年3月29日)
  • 山車作成年:江戸末期 天保年間
  • 人形作成年:1889年(明治22年)

鈿女の山車(今成)は、四ツ車で二重鉾となっており、人形を一本柱の上に乗せており、現代では珍しい山車の一つです。

天鈿女命の人形が乗っているのですが、制作者は不明となっています。

 

龍神の山車

  • 町名:松江町1丁目
  • 住所:埼玉県川越市松江町1-7-1
  • 所有者:松江町一丁目自治会
  • 文化財:市指定有形民俗文化財(平成10年7月14日)
  • 山車作成年:屋台→1951年(昭和26年)
          山車→1988年(昭和63年)
  • 人形作成年:1988年(昭和63年)

龍神の山車は、四ツ車で二重鉾、囃子台は左右型変形唐破風付きで、廻り舞台となっています。

山車の中勾欄には、龍の彫刻が施されていて、これは、氷川祭礼の時に立てた大幟の提燈掛けに使われていたものです。

 

牛若丸の山車

  • 町名:元町2丁目
  • 住所:埼玉県川越市元町1-11-8
  • 所有者:元町一丁目自治会
  • 文化財:川越市登録歴史文化伝承山車(平成21年10月17日)
  • 山車作成年:1959年(昭和34年)
  • 人形作成年:1969年(昭和44年)

牛若丸の山車は、白木造りで四ツ車、二重鉾に唐破風付きの廻り舞台となっている山車です。

この山車は、1893年(明治26年)の大火によって焼失してしまいましたが、1959年(昭和34年)に、棟梁であった浦田文治によって再建されました。

1969年(昭和44年)には、金具や水引、後幕などが施されていき、牛若丸の人形も制作されました。

 

日本武尊の山車

  • 町名:宮下町
  • 住所:埼玉県川越市宮下町1-12-2
  • 所有者:宮下町自治会
  • 文化財:川越市登録歴史文化伝承山車(平成18年10月14日)
  • 山車作成年:1952年(昭和27年)
  • 人形作成年:1989年(平成元年)2代目

日本武尊の山車は、四ツ車で二重鉾、囃子台には唐破風が付いています。

1952年(昭和27年)に原型ができたこの山車は、1959年(昭和34年)に高柳一や尾高日郎の手によって改造が行われ、1980年(昭和55年)には、様々な金具が付いたり廻り舞台に改造されたりしました。

人形は、日本書紀に登場する日本武尊(やまとたける)です。

 

高砂の山車

  • 町名:末広町
  • 住所:埼玉県川越市末広町1-10-9
  • 所有者:末広町(高砂会)
  • 文化財:川越市登録歴史文化伝承山車(平成20年10月18日)
  • 山車作成年:1950年(昭和25年)〜1959年(昭和34年)
  • 人形作成年:1969年(昭和44年)

山車の原型ができたのは1950年(昭和25年)で、そこから改造を重ね、1959年(昭和34年)に四ツ車、二重鉾、廻り舞台、唐破風付きの囃子台の山車が完成しました。

その後も、2010年(平成22年)〜2012年(平成24年)の間で、車輪の取り替えなど山車全体の改造が行われ、現在の形になりました。

 

道灌の山車

  • 町名:連雀町
  • 住所:埼玉県川越市連雀町8-1
  • 所有者:連雀町自治会
  • 文化財:川越市登録歴史文化伝承山車(平成14年10月17日)
  • 山車作成年:1952年(昭和27年)
  • 人形作成年:1952年(昭和27年)

山車は四ツ車で二重鉾、囃子台は唐破風付きで廻り舞台となっています。

他の山車に比べて大きいのが特徴で、とても迫力があります。

人形は、川越城や江戸城を築いたとされる太田道灌で、手には弓、腰には太刀が付いています。

 

重頼の山車

  • 町名:中原町
  • 住所:埼玉県川越市中原町1-8-4
  • 所有者:中原町自治会
  • 文化財:川越市登録歴史文化伝承山車(平成14年10月17日)
  • 山車作成年:1948年(昭和23年)
  • 人形作成年:1982年(昭和57年)

1948年(昭和23年)に、町内の棟梁であった関根平蔵によって制作された重頼の山車は、四ツ車で二重鉾、廻り舞台となっています。

山車には、武蔵国留守所総検校役となって活躍した武将、河越太郎重頼の人形が乗っています。

 

頼光の山車

  • 町名:三久保町
  • 住所:埼玉県川越市石田783
  • 所有者:石田囃子連
  • 文化財:川越市登録歴史文化伝承山車(平成14年10月17日)
  • 山車作成年:1897年頃(明治30年)
  • 人形作成年:1949年(昭和24年)

1897年(明治30年)頃に制作されたと言われている頼光の山車は、四ツ車で二重鉾、唐破風付きの囃子台となっています。

この山車は、1954年(昭和29年)から1年おきに川越祭りに登場しています。

人形は当初、猿田彦尊でしたが、1949年(昭和24年)に源頼光へと変わりました。

 

素戔嗚尊の山車

  • 町名:西小仙波町
  • 住所:埼玉県川越市西小仙波町1-2-7
  • 所有者:西小仙波町自治会
  • 文化財:川越市登録歴史文化伝承山車(平成18年10月14日)
  • 山車作成年:1957年(昭和32年)
  • 人形作成年:1993年(平成4年)

総けやき造りの素戔嗚尊の山車は、四ツ車で二重鉾です。

また、囃子台は、唐破風付きの欄間仕立てで廻り舞台となっています。

人形は、氷川神社の主神とされている素戔嗚尊です。

 

徳川家康の山車

  • 町名:脇田町
  • 住所:埼玉県川越市新富町2-30-5
  • 所有者:脇田町自治会
  • 文化財:なし
  • 山車作成年:1982年(昭和57年)
  • 人形作成年:1982年(昭和57年)

けやきの白木で出来た徳川家康の山車は、1982年(昭和57年)に横溝長寿と大濱文男によって造られました。

特徴は、三味線胴に干支、せいご台に唐獅子、唐破風に麒麟というように神獣の彫刻が施されているところです。

 

鍾馗の山車

  • 町名:通町
  • 住所:埼玉県川越市川島町角泉
  • 所有者:通町自治会
        川島町角泉囃子連
  • 文化財:なし
  • 山車作成年:1927年(昭和2年)
  • 人形作成年:不明

1927年(昭和2年)に東京都世田谷区で造られた鍾馗の山車は、四ツ車で二重鉾、唐破風付きの囃子台となっています。

人形は、道教魔よけの神「鍾馗(しょうき)」で、町の子どもたちを疫病から守るという願いが込められています。

 

鏡獅子の山車

  • 町名:新富町2丁目
  • 住所:埼玉県川越市南通町19-2
  • 所有者:新富町二丁目自治会
  • 文化財:なし
  • 山車作成年:1998年(平成8年)
  • 人形作成年:2000年(平成12年)

四ツ車で二重鉾、囃子台は唐破風付きで廻り舞台の鏡獅子の山車。

亀や鳳凰、虎などの彫刻が施されており、とても美しい山車となっています。

鏡獅子の人形は、川崎人形(岩槻市)が制作しました。

 

家光の山車

  • 町名:新富町1丁目
  • 住所:埼玉県川越市新富町1-10-1
  • 所有者:新富町一丁目自治会
  • 文化財:なし
  • 山車作成年:2006年(平成18年)
  • 人形作成年:2006年(平成18年)

家光の山車は、四ツ車で二重鉾、唐破風付きの囃子台で廻り舞台の山車です。

山車の周りには、富士見櫓川越城丸御殿家光公鷹狩り行列の彫刻が掘られています。

人形は、徳川三代将軍である徳川家光です。

 

八幡太郎の山車

  • 町名:野田五町
  • 住所:埼玉県川越市野田1-11-8
  • 所有者:野田五町自治会
  • 文化財:なし
  • 山車作成年:1990年(平成2年)
  • 人形作成年:2008年(平成20年)2代目

1990年(平成2年)に、高山栄次によって制作された山車です。

四ツ車で二重鉾、唐破風付きの囃子台で廻り舞台の八幡太郎の山車には、金色の龍の刺しゅうが施されています。

人形は、野田神社に祀られている八幡太郎義家です。

 

仙波二郎の山車

  • 町名:仙波町
  • 住所:埼玉県川越市仙波町4-19-2
  • 所有者:仙波町自治会
  • 文化財:なし
  • 山車作成年:1990年(平成2年)
  • 人形作成年:2003年(平成14年)

仙波二郎の山車は、白木造りで四ツ車、せり出し構造の二重鉾となっています。

また、唐破風付きの囃子台で廻り舞台になっています。

この山車は、1867年(慶応3年)に岡本常次郎が制作した底抜け屋台を改造したもので、昭和〜平成にかけて改良を重ねて今の形となりました。

せいご台には江戸期に施された彫刻があり、回転台のところには近年施された彫刻があります。

人形は、源頼朝の従者として多くの功績を残した武蔵武士の仙波二郎安家です。

 

木花咲耶姫の山車

  • 町名:岸町二丁目
  • 住所:埼玉県川越市岸町2-21-10
  • 所有者:岸町二丁目自治会
  • 文化財:なし
  • 山車作成年:1994年(平成6年)
  • 人形作成年:1994年(平成6年)

四ツ車で二重鉾、囃子台は唐破風付きで廻り舞台の木花咲耶姫の山車は、1952年(昭和27年)に原型ができてから改造を重ねつ続け、2015年(平成27年)に現在の形になりました。

人形は、古事記に子育ての神様として登場する神武天皇の曾祖母である木花咲耶姫(このはなのさくやひめ)です。

 

菅原道真の山車

  • 町名:菅原町
  • 住所:埼玉県川越市菅原町9
  • 所有者:菅原町自治会
  • 文化財:なし
  • 山車作成年:2000年(平成12年)
  • 人形作成年:2008年(平成20年)

四ツ車で二重鉾、囃子台は唐破風付きで廻り舞台の菅原道真の山車。

菅原町の山車ということで、シンボルである梅鉢の刺しゅうが施されています。

人形の菅原道真は、(平成20年)に岩槻川崎人形が制作したものです。

 

納曽利の山車

  • 町名:南通町
  • 住所:埼玉県川越市南通町19-2
  • 所有者:南通町自治会
  • 文化財:なし
  • 山車作成年:不明
  • 人形作成年:2016年(平成28年)

四ツ車で二重鉾、廻り舞台になっている納曽利の山車は、(平成23年)から建造したとされる新しい山車です。

 

信綱の山車

  • 町名:旭町三丁目
  • 住所:埼玉県川越市旭町3-8-3
  • 所有者:旭町三丁目自治会
  • 文化財:なし
  • 山車作成年:2002年(平成14年)
  • 人形作成年:2002年(平成14年)

四ツ車で二重鉾、囃子台は唐破風付きで廻り舞台になっている信綱の山車は、白木造りとなっています。

1974年(昭和49年)に造られてから29年にも渡って改造が行われ、2002年(平成14年)に現在の形になりました。

人形は、岩槻川崎人形が制作した松平信綱です。

 

猩々の山車

  • 町名:川越市
  • 住所:埼玉県川越市元町2-1-10
  • 所有者:川越市
  • 文化財:なし
  • 山車作成年:1990年(平成2年)
  • 人形作成年:1990年(平成2年)

猩々の山車は、四ツ車で二重鉾、唐破風付きの囃子台となっています。

1990年(平成2年)に丸広百貨店が制作したもので、川越市制80周年を記念して、2002年(平成14年)に川越市へ寄贈されました。

人形は、中国で架空の生き物とされている猩々(しょうじょう)です。
 ※猩々=オラウータンのこと

 

各山車の写真は、川越まつり公式サイトにて見ることができます。
山車の写真を見る」


豪華絢爛な川越祭りの山車。

一見、同じように見える山車もよーく見てみると細かい違いがあって、とても面白いです♪

ぜひ!あなただけのお気に入りの山車を探してみてはいかがでしょう^^

◎参考
 山車の構造/川越まつり公式サイト
 山車一覧/川越まつり公式サイト

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