シャキシャキとした食感とさわやかな香りが特徴のみょうが。
味噌汁の具やそうめんなどの薬味として登場することが多く、あまりメインのおかずとしては使われることが少ない食材です。
が・・
あの香りとほのかな苦みが癖になる!という方も多く、意外と食卓に並ぶことが多い人気食材でもあります♪
ところで、みょうがは、旬である夏になると安価で出回るようになりますが、ついつい買いすぎてしまうなんてことはありませんか?
たとえそうであっても、すぐに使い切ることができれば良いのですが、いつまでも残っていて腐らせてしまった(汗;となってしまうのは、もったいない話です。
しかも、みょうがは正しい方法で保存しないとすぐに傷んでしまいます。
えーーーーっ!そんなこと言われても・・・でしょうか?
もし、今までの保存方法が不安になったり、みょうがの保存方法を知らなかったとしてもご安心ください。
これから、美味しい状態で保存する方法をちゃーんと説明していきますから、ぜひ!あなたに合った保存方法を見つけてください。
みょうがを生のまま保存する方法
生のみょうがは、冷蔵、冷凍のどちらでも保存することができます。
さっそくですが、それぞれの保存方法と保存期間をご案内いたします。
冷蔵保存の方法と保存期間
冷蔵保存の方法には、袋に入れて保存する方法と、タッパーに入れて保存する方法があります。
袋に入れて保存する方法
①みょうがを水で洗い、汚れを落とします。
②軽く湿らせたキッチンペーパーに包み、ポリ袋やジップロック付きの袋に入れて、冷蔵保存します。
みょうがは、乾燥すると香りがなくなってしまうので、キッチンペーパーに包む時は、しっかり包み込むようにしましょう。
袋に入れて冷蔵保存した場合の保存期間は、約3日~4日となっています。
タッパーに入れて保存する方法
①みょうがを水で洗い、汚れを落とします。
②タッパーにみょうがと浸るくらいの水を入れて、フタをしてから冷蔵保存します。
みょうがをカットせずに丸ごと保存することで、乾燥や水に浸した時に栄養が損なわれてしまうのを遅らせることができます。
タッパーに入れて保存した場合の保存期間は、約1週間~10日です。
ただし、新鮮な状態を保つために、2日~3日に1度水を取り替える必要があります。
もし、その作業が面倒でなければ、毎日取り替えるとよりシャキシャキした状態を保つことができます♪
冷凍保存の方法と保存期間
①みょうがを水で洗い、汚れを落とします。
②千切りやみじん切りなど、お好みの切り方でみょうがを切っていきます。
③キッチンペーパーで水気をよくふき取り、1回に使う量を小分けにしてラップで包み、ジップロック付きの袋に入れて冷凍保存します。
引用:http://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1080002411/
冷凍保存をした時の保存期間は、約1ヶ月~2ヵ月となっていますが、みょうがに水気が残っていると、その部分からどんどんと傷んでしまいますので、しっかりと水気をふき取るようにしましょう。
また、丸ごと冷凍すると、解凍した時に水分が一気に出てしまいべチャッとしてしまうため、カットしてから冷凍することをおすすめいたします。
ラップで包む時は、平らにして包むと早く凍らせることができて、香りがとんでしまうことを防ぐことができます。
解凍する方法
みょうがを解凍する方法として、最も適しているのは自然解凍です。
予めカットしておけば早く解凍されますし、水分が一気に出てしまうこともないため、シャキシャキ感を味わうことができます。
ただ・・1度解凍してから再度冷凍すると、味がガクッと落ちてしまいますので、その時に使う分だけを解凍するようにしましょう。
そうそう!冷凍したみょうがを味噌汁の具に使う時は、解凍せずに凍ったまま入れた方が美味しく食べることができて時間短縮にもなります^^
みょうがを加工して保存する方法
ここからは、みょうがを加工して保存する方法についてお届けいたします。
加工して保存する方法は様々ありますが、その中からご飯のおかずとしても美味しく食べることができる方法を3つ選んでみました。
加工と聞くと、少し面倒に感じるかもしれませんが、簡単にできる方法ばかりとなっていますのでご安心ください^^
みょうがの味噌漬け
[材料]
- みょうが・・100g(5個~7個)
- 味噌・・100g
- 酒・・大1
- みりん・・大1
- 塩・・適量
[作り方と保存期間]
①みょうがを水で洗い、汚れを落とします。
②縦半分に切ってザルに入れ、軽く塩をふり10分ほどおきます。
③キッチンペーパーで、しっかりと水気をふき取ります。
④タッパーに、味噌、酒、みりんを入れてよく混ぜ合わせます。
⑤④にみょうがを漬けるようにして入れて、乾燥させないように上からラップをかけます。
⑥フタをして、冷蔵保存します。
みょうがの味噌漬けは、保存して約半日から美味しく食べることができるようになり、その保存期間は約3週間となっています。
数日間漬けておくと、みょうがの持つ辛みが抜けて味噌の風味が増していくので、ご飯との相性もバッチリです。
みょうがの甘酢漬け
[材料]
- みょうが・・100g(5個~7個)
- 酢・・60㏄
- 砂糖・・大2と1/2
- 塩・・小1/3
- 水・・60㏄
[作り方と保存期間]
①鍋に、酢、砂糖、塩、水を入れて火にかけ、沸騰したら火を止めて冷ましておきます。
②みょうがを水で洗い、汚れを落とします。
③鍋に水と塩を少々入れて火にかけ、沸騰したら②を入れて再び沸騰させます。
④沸騰したらすぐに取り出して、ペーパータオルで水気をしっかりとふき取ります。
お湯に入れたら、茹ですぎないように注意してください。
⑤①が冷めたらタッパーに移して、そこに④を熱いうちに入れ、フタをして冷蔵保存します。
翌日には、みょうがに味が染み込んでいるので、美味しく食べることができるようになり、その保存期間は約1ヶ月~2ヵ月となっています。
みょうがの塩漬け
[材料]
- みょうが・・100g(5個~7個)
- 塩・・100g(みょうがと同量)
[作り方と保存期間]
①みょうがを水で洗い、汚れを落とします。
②キッチンペーパーで、水気が残らないようにしっかりふき取ります。
③お好みの切り方でカットしたら、ビニール袋にみょうがと塩を入れてよく混ぜ合わせます。
④よく混ざったら袋から取り出し、タッパーに移し替えて、フタをして冷蔵保存します。
引用:http://yaplog.jp/pi-chicchi/archive/4525
塩漬けにした場合の保存期間は、約半年~1年なので、いつでも好きな時に美味しいみょうがを食べることができます。
ただ、塩漬けしたみょうがは、そのまま食べるとしょっぱいので、使用する前には塩抜きをしてから使うようにしましょう。
塩抜きの方法はとっても簡単で、ボウルに水と塩を少々入れ、そこに軽く洗ったみょうがを入れて20分ほど漬けておくだけです♪
薄い塩水に漬けることで、みょうがのうま味を残したまま塩抜きをすることができます^^
最後に・・
あぁもう!色々あるけど、一体どの保存方法がいいの?!
なんて、迷っているあなたへ・・
そんな時は、みょうがの使う頻度や用途で分けると良いでしょう。
たとえば、頻繁に使うのであれば冷蔵保存、しばらく使う予定がないのであれば塩漬けといった具合です。
また、薬味やサラダに使う場合はシャキシャキ感を1番保つことができる冷蔵保存、味噌汁の具や天ぷらなどの風味を活かすものに使う場合は冷凍保存をするといった方法もオススメです。
もし、お酒を飲む方であれば、味噌漬けや甘酢漬けがおつまみとしてバッチリです♪
せっかくなので、季節の味を長く美味しく楽しみましょう^^
みょうがの効果・効能。栄養成分から食べ方まで/株式会社アンディ
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