大学芋の由来は?どうしてこの名前になったの?

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油でカリカリに揚げたサツマイモに、糖蜜とゴマを合わせて作る大学芋

甘くて美味しくて、栄養も豊富に含まれているので、
子どもたちに大人気の食べ物です。

nanadecoco70 / Pixabay

ところで、どうして大学芋という名前がついたのか?

その由来はご存知ですか?

そういえば、なんで大学芋なんだろう〜?

そう疑問に思っているあなたは、この先へお進みください♪

 

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大学芋の起源は?

そもそも、大学芋はどこからきたのでしょうか?

まずそこからお伝えいたします。

大学いも 2

 

大学芋は、もともと中華料理として
存在していた可能性があると言われています。

その中で、蜜濺紅芋(ミーチエンホンユイ)という
大学芋に似た料理があります。

また、昭和45年(1912年)に出版された「実用家庭支那料理法」に、
甘藷の砂糖蜜がけとして紹介されています。

この、実用家庭支那料理法は、
家業が焼きイモ屋であった奥村繁次郎が著したものです。

当時の作り方には、ゴマが入っておらず
それ以外は、今の大学芋とほぼ同じもので、
ここが、大学芋の始まりとされています。

 

大学芋の由来とは?

さて、昔から蜜濺紅芋という名前で、
大学芋とほぼ同じものがあったわけですが・・・

なぜ、大学芋と呼ばれるようになったのか?

その由来とされている説は、2つあります。

ということで、それぞれ解説いたします。

 

東大生が販売していた説

昭和初期ごろ、不況だったこともあり、
東大生たちは、学費の支払いに困っていました。

そこで、学生たちが学費を得るために、
甘藷の砂糖蜜がけをアレンジして作り、販売をしました。

販売するとなると、名前を付けよう!
ということで、大学芋という名前がついたという説があります。

ただ、この説に対して別の意見もあるようです。

大学芋メーカー台東氷業によりますと、
次のような説があると話しています。

 

東京大学の前で販売されていた説

大正初期、東京大学の赤門前「三河屋」と呼ばれるふかし芋屋がありました。

そこで、冬の時期にサツマイモを揚げて、
蜜を合わせたものを販売したところ、
学生の間で人気になり、大学芋と呼ばれるようになりました。

※その他の説もあり、東京大学ではなく早稲田大学の近くにある芋屋が、
早稲田学生に人気があり、大学芋と名付けられたという説もあります。

ご参考までに・・・

 

大学芋はおやつ?おかず?

ところで、あなたは大学芋はおかずだと思いますか?

それとも、おやつだと思いますか?

甘いタレだし、おやつに決まってるじゃん!

という意見や、

学校の給食にも普通に出できたし・・おかずだよ!

という意見で、分れるかと思います。

はてな2

 

大学芋は、簡単に作ることができるので、
自宅でも出てくることが多いのではないでしょうか。

主に、関東地方で食べられていることが多く、
基本的には、おやつとして捉えられているようです。

しかし、食用サツマイモの生産量が日本一である茨城県では、
おかずとして食べることが多くあります。

と言っても、管理人は茨城県出身ではありませんが、
大学芋はおかずだという認識を持っています♪

おそらく、各ご家庭によっても違うのかもしれません。

 

最後に・・・

さて、大学芋の由来をお伝えいたしましたが、
いかがだったでしょうか?

大学という名前がついているということで、
やはり、大学生が関係しているようです。

 

しかし、大学芋はこうして付けられた!という決定的なことがないので、
あくまで一説として参考にしてみてください☆

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