春のお彼岸には「ぼたもち」秋のお彼岸には「おはぎ」を
作るかと思いますが・・
つい作りすぎてしまったり、事前に作っておく場合など、
保存方法に困ったりしていませんか?
中には、おはぎ(ぼたもち)って、冷凍保存できるのかな・・
と疑問を抱いている方もいらっしゃルのではないでしょうか。
先に結論を言いますと、
おはぎ(ぼたもち)は冷凍保存することができます!
おはぎの最適な保存方法は、冷凍することです。
なので、もし作りすぎてしまった時などは、
冷凍保存することをおすすめいたします。
ということで今回は、
おはぎを冷凍保存する方法についてお伝えいたします。
・・と、その前に、
冷蔵保存ではダメなのか、気になりませんか?
おはぎを冷蔵庫で保存することは、あまりおすすめしません。
まず、その理由からお話いたします。
おはぎの冷蔵保存をおすすめしない理由は?
おはぎを冷蔵庫で保存すると、中身のごはんが固くなります。
冷蔵庫の中は、乾燥しているため、
米に含まれるでんぷんが劣化して、固くなってしまうというわけです。
また、ご飯が最も劣化しやすい温度は、0℃~3℃なので、
冷蔵庫に入れることで、どんどん味や食感が落ちていきます。
ちなみに、おはぎを冷蔵庫で保存した場合の賞味期限は、
大体2~3日ほどです。
風味などは落ちてしまいますが、翌日に食べきるようであれば、
冷蔵保存でも良いのではないでしょうか。
おはぎを冷凍保存する方法はコレ!
おはぎを冷凍保存することで、劣化しやすい0℃~3℃を超えて、
-18℃前後まで一気に冷やすことができます。
そのため、でんぷんの劣化を軽減させることができて、
美味しい状態を保つことができます。
なので、おはぎを保存する場合は、
冷凍することを強くおすすめいたします。
[おはぎの冷凍方法]
①おはぎ同士がくっつかないように1つずつラップで包みます。
②他の食品からのにおい移りを防ぐために、
ジップ付きの袋などに入れて、空気を抜きます。
③冷凍庫に入れて、保存します。
※ポイント!
冷凍した場合の保存期間は、約1ヶ月ほどです。
ですが、日が経つと冷凍やけして、味や風味が落ちてくるので、
なるべく2~3週間以内には食べるようにしましょう。
おはぎの解凍方法は?
おはぎの最適な解凍方法は、自然解凍です。
冷凍庫から食べる分だけ取り出し、自然に解凍するまで待ちます。
また、凍ったままのおはぎを電子レンジで温めて解凍する方法もあります。
しかし、この方法は、溶け方にムラが起きてしまう可能性があるので、
気を付けながら解凍していきましょう。
こんな状態になっていたら気を付けて!
さて、おはぎの冷凍と解凍の方法についてお伝えいたしましたが、
冷凍しておけば安心!というわけではありません。
特に、手作りのおはぎは、買ったものに比べると、
劣化するスピードが早いので注意が必要です。
そこで、おはぎがどんな状態になったら食べないほうがいいのか?
ご紹介いたします。
酸っぱい味・酸っぱいにおいがする場合
粘り気がある場合
糸を引いている場合
カビが生えている場合
これらの状態が、少しでも確認できたら、
腐敗している可能性があるので、食べないでください。
最後に・・・
おはぎは9月、ぼたもちは3月に食べるものとされています。
どちらも冷凍保存する方法は同じですが、気温が全く違います。
特に、9月に食べるおはぎは気を付けて、
早めに食べるようにしましょう。
また、寒い時期に解凍する場合の自然解凍は、
時間がかかってしまうので、劣化に繋がります。
その場合は、電子レンジで解凍してみてください♪
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