春の訪れを一番早く知らせてくれる「梅」
まだまだ寒さが残る早春に、ポツッと梅の花が咲き始めると「春が来たなぁ!」と思わせてくれます。
さて、梅の花が開花するとともに、全国各地で行われるのが梅まつり・・
中でも、毎年賑わいを見せるのが、茨城県で行われている筑波山梅まつりです!
筑波山梅まつりは、梅林はもちろんですが、山から眺める景色が美しいことでも大変有名となっています。
そこで今回は、筑波山梅まつり2019の開催情報や駐車場、アクセス情報についてお届けいたします。
その前に!
筑波山梅まつりについて簡単にまとめましたので、少しだけお付き合いください^^
筑波山梅まつりについて
筑波山梅まつりは、茨城県つくば市にある筑波山梅林にて、毎年2月中旬頃から3月末に渡って行われています。
筑波山梅林は、筑波山の標高約200m〜270m付近に位置しており、紅梅や白梅など、合わせて約30種類の梅があります。
大体ですが、紅梅は200本、白梅は800本ほど植えられていて、紅と白のバランスが良くとてもキレイです。
1974年(昭和49年)に第一回目が開催された筑波山梅まつりは、2019年で46回目を迎え、例年約20万人以上の人たちが訪れています。
お祭り期間中は、特設ステージにて、ガマの油売り口上や梅の種飛ばし選手権、和太鼓の演奏会など、様々な催しが行われます。
特に、筑波山名物であるガマの油売り口上は、人気の催しです。
江戸時代に使われていた軟膏のことで、当初、露天商売をしていた香具師が客寄せをするために、大道芸として披露したのが始まりとされています。
このガマの油売り口上の披露は、梅まつり期間中、毎日行われます♪
そうそう!
筑波山梅林付近には、休憩所やカフェが併設している「おもてなし館」という施設もあり、ゆっくりとくつろぐことができます!
また、梅林で採れた梅を加工して作った梅干しや梅酒、筑波山の特産品などが販売されていたり、甘酒や梅茶を無料で貰うこともできるので、一息つきたい時は立ち寄ってみてください^^
おもてなし館のテラスからも梅の花を見ることができますから、のんびりお茶をしながら観梅するのも良いですね♪
見どころはココ!
園内には「富士見橋」「かねおれ橋」「せせらぎ橋」「見返り縁台」「菱露台」「展望あずまや」といった様々な建造物が点在しています。
中でも、梅林の最上部にある展望あずまやから見る景色は必見です♪
この場所からは、梅林全体だけではなく、つくば市の街並みも眺めることができ、お天気が良い日であれば、スカイツリーや富士山を見ることもできます。
特に、空気の澄んでいる朝の時間帯は、キレイな富士山を見ることができるチャンスです☆
そしてもう一つ!筑波山へ足を運んだ時に、見ていただきたいものがあります!
それが、園内のいたるところにある筑波岩です。
筑波山は、斑れい岩(頂上付近)と花崗岩(中腹付近)によってできており、梅林内付近には土石流で積み重なった斑れい岩をたくさん見ることができます。
※斑れい岩=深成岩の一種で、有色鉱物である角閃石や輝石を多く含んでおり、岩全体が黒っぽい色をしている岩
※花崗岩=火成岩の一種であり、主成分は長石と石英で、白っぽい色をしている岩のこと
庭石などに多く使われている岩としても有名な斑れい岩は、筑波山の名産品とも言われていて、梅の花と組み合わさることで、まるで庭園にいるような気分を堪能できます。
筑波山梅まつり!2019年の開催情報!
さぁ、大変お待たせいたしました!
筑波山梅まつり2019の開催情報は、ここからです♪
加えて梅まつり期間中に行われる主なイベントもまとめましたので、合わせてどうぞ^^
◎開催期間
2019年2月16日(土)~3月21日(木・祝)
◎会場
筑波山梅林(茨城県つくば市沼田1688)
◎入場料 無料
◎公式サイト
「筑波山梅まつり公式ホームページ」
◎お問い合わせ
Tel 029-869-8333(つくば観光コンベンション協会)
主なイベント
☆オープニングイベント
[開催日] 2月16日(土)
[時間] 11:00~
特設ステージにて、開園式が行われます。
ステージ上では、筑波山ガマの油売り口上の実演やよさこいソーランが披露されます♪
☆つくば観光大使のお出迎え
[開催日] 梅まつり期間中の土
☆野点茶会
[開催日] 3月の日曜日
梅を眺めながら、のんびりとお茶や抹茶を楽しむことができる野点茶会には、200円で参加することができます。
☆筑波山神社「開運招福 福来梅」
[開催日] 梅まつり期間中の土日
梅まつり期間中の土日に、筑波山神社にてご祈祷した参拝者には「筑波山梅林の梅の枝」が授与されます。
ただし、筑波山梅林の梅の枝は限定200本となっており、なくなり次第終了なので、お求めの方はお早めに♪
※初穂料は500円かかります。
☆フォレストアドベンチャー・つくば
[開催日] 梅まつり期間中毎日
梅林の真上を約100m滑空することができる梅まつり限定のアドベンチャー♪
空中から見る梅の景色は格別ですよっ^^
この他にも、様々なイベントが開催されます!
もっと詳しいイベント情報を確認したい方は、こちらからご覧ください。
→「筑波山梅まつり2019年 イベント情報」
筑波山梅まつりへのアクセス
◎車をご利用の場合
常磐自動車道「土浦北IC」(下妻・つくば方面へ)→「国道125号、県道14号、県道42号経由で約20km」(約40分)→「筑波山」
北関東自動車道「桜川筑西IC」(筑波山方面へ)→「国道50号、県道41号経由で約20km」(約40分)→「筑波山」
圏央道「つくば中央IC」(筑波山方面へ)→「県道19号、国道408号経由で約20km」(約40分)→「筑波山」
◎電車をご利用の場合
「秋葉原駅」(つくばエクスプレス つくば行・約45分)→「つくば駅 つくばセンター」(直行筑波山シャトルバス・約40分)→「筑波山神社入り口」下車→徒歩約5分
「上野駅」(JR特急ときわ号 勝田行・約45分)→「土浦駅」(路線バス・約50分)→「沼田」(直行筑波山シャトルバス・約7分)→「筑波山神社入り口」下車→徒歩約5分
◎路線バスの注意点!
行きの路線バスは沼田に停車しますが、帰りは沼田には停車しません。
なので、帰りは、筑波山神社入り口からシャトルバスで沼田まで来たら、徒歩(約3分)で筑波山口まで行き、そこから、路線バスに乗って土浦駅まで行くことになります。
つくば駅から筑波山神社入口までのシャトルバス料金は、片道、大人720円、子ども360円となっています。
シャトルバスの詳しいルートなどを確認したい方は、こちらからどうぞ!
→「筑波山シャトルバスの料金やルートについて」
◎高速バスをご利用の場合
「東京駅」(つくばセンター行・約1時間30分)→「つくば駅 つくばセンター」(直行筑波山シャトルバス・約40分)→「筑波山神社入り口」下車→徒歩約5分
つくばセンター行きの高速バスは、羽田空港、成田空港、茨城空港からも運行しています。
それぞれの場所から、つくばセンターまでの所要時間は、
- 羽田空港は約1時間50分
- 成田空港は約55分
- 茨城空港は約1時間
となっており、つくばセンターからは東京駅からのルートと同じになります。
筑波山梅まつりの駐車場は?
さて・・
車を利用される方の場合、駐車場の場所は事前に把握しておきたいところです。
筑波山梅林の周辺には、有料駐車場がありますので、一部ご紹介いたします。
☆市営第一駐車場(赤)
- 駐車台数:約210台(普通車)
7台(大型車)
6台(身障者用) - 料金:普通車 1回500円
大型車 1回 2,000円
☆市営第二駐車場(青)
- 駐車台数:約8台(普通車)
4台(大型車)
8台ほど(二輪車) - 料金:普通車 1回500円
大型車 1回 2,000円
二輪車 1回250円
☆市営第三駐車場(緑)
- 駐車台数:約138台(普通車)
10台(大型車) - 料金:普通車 1回500円
大型車 1回 2,000円
☆市営第四駐車場(紫)
- 駐車台数:約97台(普通車)
- 料金:普通車 1回500円
駐車場の場所については、地図でご確認ください。
アイコンの色は、駐車場名の後にあるカッコ書きの色になります。
無料周遊バス・ワゴンの運行について
筑波山梅まつり期間中は、会場周辺を巡行する無料バスが運行されます。
詳細は、以下をご覧ください^^
※都合により、遅れや運休、ルートの変更がある可能性があります。
☆無料周遊ワゴン
- 運行期間:梅まつり期間中毎日
- 運行時間:09:00~16:00
- 運行ルート:梅林会場⇔筑波山神社間
☆無料バス(乗ったらよかっぺ号)
- 運行期間:3月の土日
- 運行時間:10:00~随時運行
- 運行ルート:梅林会場~観光案内所前~つくば道入り口前~つくば湯前~ロープウェイつつじヶ丘間
☆園内無料循環ワゴン
- 運行期間:梅まつり期間中毎日
- 運行時間:09:00~16:00
- 運行ルート:梅林会場入口⇔展望あずまや間
園内無料循環ワゴンは、体の不自由な方専用となっています。
筑波山梅林会場では、期間限定のメニューが販売され、ゆっくり食事をすることができます!
が・・
食べ物の持ち込みも可能となっていますので、シートを敷いてお弁当を食べながら観梅するということもできます。
ほんのり甘くて、さわやかな梅の花の香りとともに、ピクニックを楽しむのもアリかもしれません^^
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