秋の花粉症の時期や症状は?予防や対策はコレ!

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花粉症といえば、スギやヒノキなど・・

春の季節というイメージがあるかと思いますが、
春だけでなく、秋にも花粉症があるということをご存知でしょうか?

花粉 トップ画像

 

秋花粉のピーク時期は、8月〜10月ごろで、
近年、この季節にくしゃみや鼻水の症状を訴える人が増えています。

きっと、今のあなたも、

くしゃみや鼻水が止まらない!
と、悩んでいるのではないでしょうか。

それは、もしかしたら秋の花粉が原因かもしれません。

 

そんな、秋の花粉症でお困りのあなたに、

どんな原因や症状があるのか?
予防や対策はどんなことをすればいいのか?

について、お伝えいたします。

 

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秋の花粉症の主な原因植物は?

早速ですが、秋の花粉症として代表的な原因植物
2つご紹介いたします。

 

ブタクサ

ブタクサの飛散時期は、8月〜10月頃です。

キク科の植物で、高さが約1メートルあり、
黄色い花が特徴の雑草です。

また、ブタクサの仲間で「オオブタクサ」という雑草があり、
こちらは、高さが約2~4メートルになります。

どちらも、繁殖力生命力強く
庭や道端、空き地など、どこにでも生えています。

 

スギやヒノキの次にブタクサ花粉症の患者が多いとされていて、
アメリカでは、ブタクサによる花粉症の患者が最も多いと言われています。

風によって広く飛散するスギ花粉に比べて、
ブタクサは、数十〜数百メートルしか飛散しません。

しかし、オオブタクサは、ブタクサより
飛散する距離が広くなるので、注意が必要です。

もし、ブタクサを見つけた場合は、
絶対に近づかないようにしてください。

 

ヨモギ

ヨモギの飛散時期は、8月中旬〜10月中旬です。

ブタクサと同じキク科の植物で、
薬草や天ぷらなど、食用としても幅広く使われてる植物です。

ヨモギ

 

ヨモギも繁殖力強く、公園や道端、山など、
全国のいたるところに生えており、抗原性の強さブタクサ以上です。

年々ヨモギ花粉症の患者も増加していて、
秋の花粉症では、ブタクサの次に多いとされています。

飛散距離は、そこまで広くはなく、数十メートルほどです。

飛散距離は広くありませんが、たくさん生えていることが多いので
大量に吸ってしまう症状が出やすくなってしまいます。

ブタクサと同じく、ヨモギにも安易に近づかないようにしてください。

 

ブタクサとヨモギの症状は?

さて、ブタクサとヨモギが、主な原因物質であるということが、
お解りいただけたかと思います。

それでは・・・

お待たせいたしました!

ブタクサとヨモギには、どのような症状があるのか?
について、解説いたします。

ブタとヨモギの症状は??

 

ブタクサとヨモギの症状は、主に、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、
目のかゆみ、目の充血、喉のかゆみ、頭痛、肌のかゆみ、などです。

風邪の症状に、とても似ていますが、少し違うところがあります。

その違いを比較してみましょう!

[花粉症]                [風邪]

くしゃみの回数が多い          鼻水がネバネバしている

無色の水っぽい鼻水がでる        高熱がでる

喉や目がかゆい             喉が痛い

毎年、秋になると症状がでる

という違いがあります。

鼻水目のかゆみで見分けると分かりやすいでしょう。

ただ、ブタクサ花粉の症状には特徴があります。

その特徴とは「咳」です。

ブタクサ花粉の粒子は、他の花粉と比べて小さく
気管に入りやすくなっています。

ブタクサの粒子が気管に入ってしまうと、
咳が止まらなくなってしまいます。

また、喉がかゆい状態から、次第に痛みへと変わっていきます。

熱がなくて、咳だけが出続ける場合は、
ブタクサが原因である可能性が高いです。

 

そして、さらに怖いのは、
この状態を放っておくと、喘息になる危険性があるというところです。
 ※喘息=慢性的に咳が続く気管支の病気のこと

喘息は、1か月以上続くこともあるので、
咳が出始めてしまったら、無理せずに病院へ行くようにしましょう。

 

食物アレルギーに注意!

ブタクサとヨモギの花粉は、果物野菜のアレルギーと深く関係しています。

そのため、秋の花粉症の方は、
食物アレルギー発症しやすいと言われています。

理由は、ブタクサとヨモギ花粉症の原因物質と、
食物アレルギーの原因物質が似ているからです。

花粉には、アレルギーを引き起こしやすい
たんぱく質が含まれています。

これによく似た、たんぱく質の野菜や果物を食べてしまうと、
アレルギー症状が出やすくなってしまうということです。

 

また、ブタクサとヨモギが持っているアレルギーの種類は違うので、
食物アレルギーの種類も変わってきます。

ブタクサ花粉症の方は、果物による食物アレルギー
併発している可能性があります。

主に、スイカメロンキュウリなどのウリ科の食べ物によって、
アレルギー症状を引き起こします。

スイカとメロン

 

そして、ヨモギ花粉症の方は、野菜による食物アレルギー
併発している可能性があります。

主に、にんじんセロリなどのセリ科の食べ物によって、
アレルギー症状を引き起こします。

人参とセロリ

 

食物アレルギーによって引き起こされる症状は?

果物や野菜によるアレルギーの主な症状は、

  • 口の中や唇がかゆい
  • 喉がかゆくてイガイガする

といった症状です。

口の中や喉がかゆくなるといった症状は、
「口腔アレルギー症候群」と呼ばれています。

この口腔アレルギー症候群には、怖いところがあり、
症状が重症化した場合、アナフィラキシーショックを起こす可能性があります。

口腔アレルギー症候群が、何度も繰り返されると
アナフィラキシーショックが発症して、
最悪の場合、呼吸困難意識不明の重態になってしまいます。

そうならないためにも、何らかのアレルギー症状が出た場合は、
すぐに病院へ行くようにしましょう。

病院でアレルギー検査をして、食物アレルギーの原因物質や、
花粉症の種類を知っておくと、未然に防ぐことができます。

 

秋の花粉症の予防と対策はコレ!

予防と対策の方法は、たくさんあります。
その中で、実践しやすい方法を5つご紹介いたします。

比較的、簡単な方法なので、
ひどくなる前に、しっかり予防しておきましょう!

 

ブタクサとヨモギには近づかない

近づかないこと!草

 

先ほども解説いたしましたが、
ブタクサとヨモギの飛散距離は、数十メートル〜数百メートルです。

飛散量も、そこまで多くはありませんが、
場所を問わず大量に生えていることがあります。

なので、飛散距離が広くないからと言って、油断は禁物です。

特に、雨の日の前日乾燥している日風邪が強い日は、
飛散量が増えるので、絶対に近づかないようにしてください。

 

外に出る時は マスク サングラス 帽子 を着用する

マスクを着用する

 

花粉を目や口、鼻の粘膜につけないこと!
これが、花粉対策の基本です。

外出する際は、必ずマスクを着用して、
体内に花粉を入れないようにしましょう。

 

また、目からの侵入を防ぐために、
サングラスを掛けることをおすすめします。

サングラスはちょっと・・という方は、
花粉対策用メガネも販売されていますので、
試してみてはいかがでしょうか。

 

さらに、花粉は目や口だけでなく、髪の毛にも付着します。

髪の毛に付いた花粉は、落とすのが難しいため、
帽子をかぶって、ガードしましょう。

髪は、まとめてから帽子の中に入れると安心です。

 

服に付いた花粉を落としてうがいと洗顔をする

手洗いうがい

 

外から帰ってきたら、必ず服に付いた花粉を落としてから、
家に入るようにしましょう。

手で落とすよりも、花粉をはがすシートを使ったり、
外出する前に、花粉ガードスプレーをしておくのも効果的です。

家に入ってからは、うがい洗顔をして、
顔に付いた花粉を、しっかり落とすのもお忘れなく♪

 

窓を開けない

窓を閉める

 

花粉が家の中に入らないように、窓は閉めておきましょう。

とは言っても、部屋の空気を入れ替えたい!
という時が、あるのではないでしょうか。

そんな時は、部屋の中の花粉を除去してくれる
空気清浄機が活躍してくれます。

空気清浄機は、花粉だけでなく、
ダニやハウスダストといったアレルゲンの対策にもなります。

 

また、部屋が乾燥していると、口や鼻の粘膜の機能が低下して、
アレルギー症状が出やすくなります。

そのため、空気清浄機の中でも、
加湿機能の付いたものがおすすめです。

空気清浄機で、部屋の中をキレイにしながら、
こまめに掃除ができたら、言うことなしです!

 

甜茶を飲む

甜茶

 

甜茶は、バラ科の木からとれる甘いお茶のことで、
ポリフェノールアミノ酸が豊富に含まれています。

ポリフェノールの成分には、くしゃみや鼻水の原因とされる
ヒスタミンの分泌を抑えてくれる働きがあります。

また、目の痒みを引き起こす原因である
シクロオキシゲナーゼという物質を抑制する働きも持っています。

甜茶は、秋の花粉症対策の心強い味方なので、
積極的に摂取していくことをおすすめします。

 

最後に・・・

くしゃみや鼻水が止まらなくて、夜も眠れない・・
というのは、身体に大きなストレスを与えます。

花粉症だし、放っておけばいいや!と、
そのままにしておくのは危険です。

もし、症状がひどくなるようであれば、
無理をせずに、すぐ病院へ行くようにしましょう。

 

花粉症の予防と対策は、様々な方法があります。

しっかり予防と対策をしておけば、
花粉の症状を軽減させることが可能です。

快適な睡眠をとるためにも、
できることから始めてみましょう!

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