地蔵盆のお供えはコレ!のしや金額はどうしたら良いの?

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毎年、大阪や京都などの関西地方では「地蔵盆」という行事があります。

中部・関西地方以外では行われていないので、
よく分からない・・と、思うことが多いのではないでしょうか?

そのため、関西の方に引っ越したばかりの方やお嫁に行った方は、
初めて地蔵盆を迎えるということもあるかと思います。

地蔵盆 トップ画2

そんな時に、

地蔵盆っていつ?どんなことをするの?

お供えものは何を準備したらいいの?!

と、不安に感じているあなたへ・・・

地蔵盆について、1つ1つ解説いたしますので、
本番に向けて、しっかり準備していきましょう!

 

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地蔵盆ってどんなことをするの?いつ行われるの?

早速ですが、地蔵盆は、どんなことをするのか?
いつ行われるのか?というところから解説いたします。

 

子どもたちが主役のお祭り!

地蔵盆とは、普段子どもたちのことを守ってくれているお地蔵様に、
感謝の気持ちを込めて、子どもたちがお参りをする行事のことです。

昔からお地蔵様は、鬼から子どもを守ってくれる守護神と言われています。

そのお地蔵様にお化粧をしたり、
みんなで踊ったりして楽しむのが、地蔵盆の特徴の1つです。

また、お参りをした後には、お菓子を食べながら遊んだり、
子どもたちが集まって、ゲームをして盛り上がります。

「盆」と言っても、堅苦しいものではなく、
子どもたちのためのお祭りのようなものです。

地蔵盆 祭り

 

また、お祭りの儀式として「数珠繰り(じゅずくり)」が行われます。

数珠繰りは、住職さんがお経を唱えながら
大きくて長い数珠みんなで回します。

自分がこうして生きていられるのは、みんなのおかげである。

この数珠のように、みんなと繋がっていられていることに、
感謝するという思いが込められています。

その他にも、邪気を払って身を清めるという意味もあります。

基本的に、お地蔵様のいるお堂で行われることが多いのですが、
地域によっては、数珠繰りをやらないところもあります。

 

地蔵盆はいつ?

地蔵盆は、お地蔵様を祀って感謝をする日と言われていて、
毎年8月23日、24日の2日間に渡って行われます。

24日は「地蔵菩薩の縁日」と言われていて、
この日を中心に行われることが多いです。

しかし、2日間とも平日の場合、準備する人たちの都合によって、
日付けをずらして土日に行うこともあります。

また、近年では、少子高齢化ということもあり、
1日だけ行う地域もあります。

 

どんなものをお供えするの?

地蔵盆は、子どもたちがお参りをする時にお供えをします。

お供えものは、地域によって違うのですが、
一般的なものとして、

  • お菓子
  • 飲み物
  • お花
  • お金

が、挙げられます。

・・と、ここで、

お菓子や飲み物はどんなものを用意すればいいのか

お金は、いくらお供えしたらいいのか

気になりませんか?

それぞれ、1つずつ解説いたします。

 

お菓子や飲み物

お菓子

 

お菓子や飲み物をお供えした後は、
子どもたちが、お下がりとしていただくことになっています。

なので、選ぶ際は、子どもたちみんなに配れるように、
小分けできる物を選ぶようにしましょう。

お菓子の詰め合わせ駄菓子系の物は、小分けしやすいのでおすすめです。

大勢の子どもたちに配るため、たくさん入っている物を探してみてください。

 

飲み物をお供えする時も、子どもたちに分けるということを考えて、
パックのジュース缶ジュースが良いでしょう。

金額は1,000円分くらい目安にしてみてください。

 

お花

ほおずき

 

一部の地域では、お花をお供えするところがあります。

その中でも、多く使われるお花はホオズキです。

なぜ、ホオズキなのかと言いますと・・

ホオズキが赤く実った時の形が、
ご先祖様を迎える時の提灯に似ていることから、
お供えするようになったと言われています。

 

お金

地蔵盆は、お金をお供えする場合もあります。

ほうがん集めといい、お昼に子供たちが各家に回って、
お金を集めに行きます。

これも地域によって
やるところとやらないところがあります。

 

一体、いくらお供えすればいいの?!
という疑問があるかと思いますが、金額も地域よって様々です。

ですが、大体の金額が決まっているので、
一般的な相場をお伝えいたします。

ご参考までに・・・

 

お供えする金額はいくら?

お供えの金額の相場2,000円〜3,000円です。

地域によっては、金額が決まっているところもあったり、
子ども1人につき1,000円というところもあります。

また、相場よりも少し高い5,000円というところもあれば、
お金を微収しないところもあるので、地域によってバラバラです。

もし、わからない場合は、周辺の方や町会の方に聞いてみると安心です。

お供えしたお金は、地蔵盆を行うための運営費として使われます。

 

袋はどんなものがいいの?書き方は?

金額の相場が、お解りいただけたところで、次に思うことといえば・・

  • お金はどんな袋に入れたらいいの?
  • 袋には何を書けばいいの?

というところではないでしょうか。

この2つについて、それぞれ解説いたしますので、
しっかりと準備しておきましょう!

 

のしがついた蝶結びの水引!

のし2

 

お金をお供えする時に入れる袋は、
のしがついた蝶結びの水引が一般的です。

水引きの色は、紅と白のものを選ぶと良いでしょう。

紅は女の子、白は男の子という意味を持っています。

地蔵盆は、子どもの健康を祈るお祭りなので、
子どもを表す色として「紅白の水引きのご祝儀袋」が良いとされています。

 

のし袋の書き方はコレ!

のし袋の表書きで一般的なものは、
「御供」「お供え」「灯明料」などがあります。

一番よく使われるのは「御供」「お供え」です。

地域によっては、のし袋ではなくて金封を使うところもあり、
その場合は「志」と書きます。

 

下には、子どもの名前を書くことが多いです。

ただ、地域によっては、親の名前を書く場合もありますから、
町会の方やご近所さんに確認してみると、間違いないでしょう。

 

最後に・・・

地蔵盆は、中部・関西地方だけの行事として行われていますが、
お供えの仕方金額は、地域によってバラバラです。

それぞれの地域性が出るお祭りなので、
その場所にあったやり方で準備をしていきましょう。

 

子どもたちにとっては、夏休み最後の楽しいイベントです。

みんなで楽しく盛り上がって、素晴らしい地蔵盆になりますように・・・

 

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