クーラーによる乾燥!オススメの対策はコレ!

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日本の夏に欠かすことのできないクーラー

蒸し暑い部屋の中を涼しくしてくれるものなので、

気が付いたら、長時間クーラーの付いた部屋に居た!

とか

夜寝る時はクーラーを付けたままじゃないと眠れない!

という方も多いのではないでしょうか。

 

そんなあなたにお伺いします!

クーラーが付いた室内にいると肌がカサカサしたり、夜寝る時にクーラーを付けたままにしたことで、朝起きたらのどに痛みが出ていたというような経験をしたことはありませんか?

 

肌がカサカサしたり、のどが痛くなるというのは、クーラーによる乾燥が原因となっています。

基本的に夏場は湿度が高いため、乾燥はしないと思われることが多いですが、クーラーの付いた室内はとても乾燥しています。

何か良い対策方法はないのかなぁ?!

もし、そう思ったのであれば、この先をご覧ください^^

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クーラーで肌やのどが乾燥するのはなぜ?

乾燥を防ぐための具体的な対策方法をご紹介する前に、なぜ?クーラーのついた部屋にいると肌やのどが乾燥するのか?について簡単にご説明させていただきます。

 

クーラーによって乾燥してしまう理由には、湿度が関係しています。

冷房やドライ機能が備わっているクーラーは、室内を涼しくしてくれるだけでなく、除湿も行っています。

除湿とは、湿気(空気中に含まれる水分)を取り除くことであり、湿度が下がることで室内は乾燥してしまうのです。

空気中に含まれる水分量は温度によって決まっており、室温が低ければ少なく、高ければ多く蓄えることができます。

そして、クーラーは、水分を多く含んだ熱い空気を吸い込み、熱交換器で冷やされた水分量の少ない涼しい空気を出すことで、室内を快適な空間にしています。
 ※熱交換器=室内に取り込んだ空気を冷たくしたり、温かくしたりする部品

水分量の少ない空気は、湿度が低く乾燥しているため、長時間、この空気によって冷やされた室内にいると、肌やのどが乾燥してしまうというわけです。

 

ちなみに・・

人間の肌やのどに最も適している湿度は、60%前後と言われており、50%を下回ると少しずつ肌の表面にある角質の水分が奪われ、乾燥し始めるとされています。

それだけでなく、

  • ドライアイによる目の痛み
  • のどの乾燥による咳
  • 顎や頭のかゆみ

などの症状が出る場合もあり、30%を下回ると風邪などのウイルス菌が活発になります。

クーラーを使用すると、すぐに湿度は40%くらいまで下がってしまいますので、できるだけ50%を下回らないように心がけましょう。

なお、室温や湿度が最適な状態であっても、クーラーから出ている風を直接受けてしまうと、肌の水分が奪われ乾燥しますので、ご注意ください。

 

クーラーによる乾燥を防ぐための対策は?

さて、大変お待たせいたしました!

本題はここからです^^

クーラーによる乾燥で起こる症状は様々なものがありますが、ここでは、

  • 肌への乾燥対策
  • のどへの乾燥対策

2つについて、それぞれ対策方法をご紹介していきます♪

 

肌への乾燥対策

肌への乾燥対策で重要となるのは、保湿ケアです。

夏は、汗や皮脂が出て肌の表面が潤っているように感じるため、保湿をする必要がない!と思ってしまう方がたくさんいらっしゃいます。

実のところ、夏は肌の内側が乾燥していることが多く、保湿をせずに過ごしていると乾燥を悪化させてしまう恐れがあるんです!

 

肌の内側が乾燥することを「インナードライ」というのですが、ご存知でしょうか?

肌の内側が乾燥した時、これ以上乾燥を進行させないために皮脂を大量に分泌する働きが起き、これにより肌の表面は皮脂でテカテカに、内側はカサカサの状態になります。

この状態がまさに!インナードライであり、冷房の風に当たり続けたり、紫外線によるダメージが原因で引き起こります。

また、肌の表面が皮脂でベタついていると、スキンケアを化粧水のみで済ませる方が多いかと思いますが、化粧水のみの場合、肌の水分と一緒に蒸発して乾燥を加速させてしまうため、注意が必要です。

乾燥を加速させないためには、化粧水でたっぷり肌に水分与えた後、セラミドなどの潤い成分が含まれたクリーム乳液を使って油分を補うことが重要です。

こうすることで水分の蒸発が抑制され、乾燥を防ぐことができます。

さらに、ホホバオイルスクワランなど乾燥を防ぐ成分の含まれたボディクリームを使用することで、乾いた空気から全身を保護することもできます^^

 

そうそう!

肌への乾燥対策として、ウォーキングジョギングなどの運動をすることは、とても効果的です。

運動をすることで肌細胞が活性化し、水分や栄養がしっかりと肌に行き届くようになります。

それに加え、新陳代謝も活発になりますので、水分の含んだ乾燥に負けない肌を作ることができます♪

ただし、外での運動は、熱中症にならないように気を付けなければいけません。

この時期は、特に日中が暑くなりますから、ウォーキングやジョギングは早朝夕方頃に行うようにすると良いでしょう^^

 

のどへの乾燥対策

クーラーによる乾燥で、のどが最もダメージを受けているのは、起きている時よりも寝ている間であるとされています。

寝ている間は自然と口が開いたままになったりするため、のどが無防備な状態になります。

この状態で、クーラーの風がのどの粘膜に当たることで、乾燥し痛みが出てしまうというわけです。

それだけでなく、クーラーの乾燥によってのどに潤いがなくなると、細菌が付着しやすくなるので、風邪を引き起こす可能性が高くなります。

ですから、クーラーを付けながら寝る時もしっかりと乾燥対策を行う必要があります。

以下に、寝ている間でも乾燥を防ぐことができる対策方法3つまとめましたので、どうぞご覧ください^^

 

加湿器を使う

のどの乾燥を防ぐためには、室内の湿度を上げることがポイントとなります。

そこで、力を発揮してくれるものというのが加湿器です!

よく、クーラーと加湿器は一緒に使ってもいいの?という声を聞きますが、問題ありません^^

クーラーの付いた室内で加湿器を使うことで湿度が上がり、のどの乾燥や痛みを防ぐことができます。

ただ・・

加湿器には様々な種類があり、それぞれ効果や仕組みが異なるため、夏の加湿に適したものを使用する必要があります。

種類は、大きく分けて

  • 気化式加湿器
  • 蒸気式加湿器
  • ハイブリッド式加湿器
  • 超音波式加湿器

4つに分かれており、中でも夏の加湿に適しているものは、気化式加湿器です。

気化式加湿器は、濡れたフィルターにファンの風を当てて、気化(蒸発)させることで加湿を行うというものです。

熱を加えずに水を蒸気に変えているので室温が上がることはなく、逆に、水が気化した際、周辺の熱を奪う気化熱現象によって、室温を下げることができます。

そんな気化式加湿器は、夏にピッタリの加湿器となっています♪

 

あ!大切なことを言い忘れてしまうところでした(汗;

加湿器を室内に置く時は、家具や壁、窓ガラスの近くには置かないようにしてください。

なぜなら、水蒸気が当たることで結露し、カビを発生させてしまうからです。

また、冷たい空気は下に溜まる傾向があり、床に直接加湿器を置いてしまうと、乾燥した冷たい空気を加湿しようとして過剰に蒸気を放出します。

すると、大量に結露が発生し、床が水浸しになったり、加湿器自体に大きな負担を与えることになります。

なので、加湿器はクーラーの風が当たらないような場所に床から約70㎝~100㎝ほど離して置くようにしましょう。

できることなら、室内の真ん中に置くことが理想でありますが、場所的に中々・・という方もいらっしゃるかと思います。

そんな時にオススメの設置場所は、クーラーの真下です!

クーラーの真下に置くと、上昇した水蒸気がクーラーの風に乗って、室内全体に行き渡るようになりますので、効率よく室内を加湿することができます^^

が・・

これは、クーラーが稼働している時のみできる方法になります。

稼働していない時に行ってしまうと、クーラー本体に蒸気が当たり故障の原因となりますので、必ず、先にクーラーを付けて、ある程度涼しくなってから加湿器を付けるようにしてください。

 

洗濯物や濡れタオルを干す

自宅に加湿器が無かったり、なるべくお金をかけずに加湿をしたいという場合は、室内に洗濯物や濡れタオルを干してみましょう^^

なんと!洗濯物や濡れタオルから蒸発した水分が空気中に取り込まれることで、湿度を上げることができるんです!

 

加湿の具合は、干すものの量や場所、部屋の広さなどで変わりますが、枕元付近に干すことで、寝ている間に起こるのどの乾燥を防ぐことができます。

タオルを干す場合、まずは水が下に垂れない程度に絞ったものを1枚~2枚干してみて、朝起きた時にのどの状態を確認しながら枚数を増やしていくと良いでしょう。

タオルは、フェイスタオルよりもバスタオルといった大きめのものを使用すると、加湿の効果が高くなりますので、試してみてください♪

 

濡れマスク

クーラーの乾燥から、のどを守ってくれる濡れマスク

マスクの中には、水分をたくさん含んだ「濡れフィルター」が入っており、呼吸をすると濡れフィルターの水分が蒸気となって、のどの粘膜に潤いを与えてくれるという優れものです。

濡れマスクをしていると口周りが高温多湿になるため、のどの乾燥だけでなく、肌や唇、鼻の乾燥も防ぐことができたり、風邪を予防することができます。

寝ている間はもちろん!クーラーの調節ができないオフィスなど、どこでも使うことができるというのは嬉しいポイントです♪

 

もし、普通のマスクしかない!という場合でもどうぞご安心ください^^

普通のマスクを2枚重ね、その間にウェットティッシュや適度に濡らしたガーゼを挟むことで、濡れマスクを作ることができます。

とはいえ、効果は濡れマスクと比べると劣りますので、お近くのドラッグストアまたはネットショップで購入されることをオススメいたします。

 


最後に、1つだけ心掛けていただきたいことがありましたのでお伝えいたします。

それは、身体を冷やしすぎないようにすることです。

夏は、ついつい冷たい飲み物を飲みすぎたり、お風呂をシャワーだけで済ませたりしてしまいがちですが、これらは、乾燥しやすい身体を作る原因となります。

身体を冷やしすぎないように、

  • 常温の水もしくは温かい飲み物をこまめに補給する
  • お風呂で湯船にしっかりと浸かる
  • 薄手のカーディガンなどを羽織る
  • クーラーの設定温度を28℃にする

などの対策を行うと、より乾燥から身を守ることが可能となります^^

 

◎参考
 クーラーで乾燥するのはなぜ?肌・のどを守る9つの対策/SHABON
 加湿器はどこに置く?エアコンと併用するときのコツ/エアコンクリーニングプロ
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健康
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