赤穂義士祭!2018年のスケジュール!駐車場情報もお届け!

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兵庫県赤穂市で、毎年12月中旬に行われている赤穂義士祭(あこうぎしさい)・・・

明治36年(1903年)に初めて開催され、2018年で115回目を迎える赤穂市の伝統的なお祭りです。

例年、約10万人以上が赤穂義士祭に訪れており、赤穂市最大級のお祭りとして多くの人たちに親しまれています。

 

そんな赤穂義士祭ですが、一体どのようなお祭りなのでしょうか?

今年、2018年のスケジュールをすぐに知りたいかと思いますが、赤穂義士祭の由来簡単にまとめましたので、少しだけお付き合いください^ ^

 

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赤穂義士祭の由来

赤穂義士祭は、江戸時代中期の元禄14年(1701年)に起きた赤穂事件が由来となっています。

赤穂事件とは、当時、赤穂藩藩主であった浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)が、江戸城内で高家肝煎の吉良上野介(きらこうずけ)に斬りかかった事件のことです。

斬りかかった理由は、吉良上野介に対して何らかの恨みを抱いていたとされていますが、詳細は解ってはおりません。

 

赤穂事件が起きていた頃、江戸城では、幕府が朝廷の使者を接待している最中でした。

そのため、浅野内匠頭の行動に第5代将軍の徳川綱吉は大変激怒し、即日切腹を言いつけ、同時に赤穂城を幕府に明け渡すように命じました。

また、本来であれば喧嘩両成敗として、吉良上野介にも刑が下されるはずだったのですが、斬りつけられた時に刀を抜かなかったので、喧嘩とは認められず、罰を受けることはありませんでした

 

このことに猛反発した大石内蔵助(おおいしくらのすけ)を始めとした浅野家の家臣たちは、吉良邸へ討ち入ることを決意します。

吉良邸への討ち入りを行ったのは、元禄15年(1703年)の12月14日(旧暦)のことです。

参加した武士の人数は、大石内蔵助を含めた47人と言われており、武士たちは「赤穂浪士」「赤穂義士」「四十七士」などと呼ばれていました。

赤穂義士祭は彼らの偉業を称え、開催されるようになったお祭りです。

 

そうそう!

赤穂事件での出来事は「忠臣蔵(ちゅうしんぐら)」というタイトルで、毎年テレビドラマで放送されたり、舞台などで上演されています。
 ※忠臣蔵は脚色された創作なので、事実上の歴史としての赤穂事件とは異なる部分があります。

忠臣蔵は人気のある作品ですので、ご存知の方も多いかと思います^^

赤穂義士祭では、忠臣蔵に関する催しもたくさん行われますので、どうぞお楽しみに♪

 

赤穂義士祭!2018年のスケジュール!

さて、大変お待たせいたしました!

赤穂義士祭2018のスケジュール情報についてはここからです♪

 

赤穂義士祭は、赤穂浪士たちが吉良邸に討ち入りをした日と同じ12月14日(本祭)に開催されています。

2018年は、12月14日(金)となっています。

さらに、12月13日(木)を前夜祭、12月8日(土)~14日(金)までの1週間を忠臣蔵ウィークとし、赤穂市内各所で多彩な催しも行われ会場内は大賑わいです^^

ここでは、前夜祭と本祭のスケジュールをご紹介いたします^^

 

12月13日(木)前夜祭

☆豚汁の振る舞い
 [時間] 17:00~
 [会場] 武家屋敷公園

 赤穂ボランティア協会の人たちが、温かい豚汁を振る舞ってくれます。

 赤穂城跡本丸前には休憩処も設置されますので、どうぞごゆっくり♪

☆AKOスティックライブ
 [時間] 17:00~20:00
 [会場] 武家屋敷公園

 幅広い年齢層の方に人気のアコースティックライブが行われます。

☆鎮魂のイルミネーション
 [時間] 17:00~21:00(花岳寺は20:00まで)
 [会場] 花岳寺、大石神社

 義士たちが眠る花岳寺や義士たちが祀られている大石神社で、イルミネーションが行われます。

 大きな行燈やキャンドルのあたたかい光が、あなたを幻想的な世界へと誘います。

☆竹あかり
 [時間] 17:00~21:00
 [会場] 花岳寺、大石神社、赤穂城跡本丸ほか

 花岳寺門前広場やその周辺では、美しい竹あかりのライトアップが行われます。

 それに加え、大石内蔵助が好んで食べていたとされるニラ雑炊や甘酒の無料配布も行われますので、温まりながら義士たちの想いを感じることができます。

☆大石内蔵助・主税の義士行燈奉掲
 [時間] 17:00~21:00
 [会場] 大石神社境内

 大石神社境内では、縦6.1cm、横90cmの大きな行燈に大石内蔵助と主税の絵を張り付けて、灯りをともします。

☆大ろうそく47本による義士鎮魂
 [時間] 17:00~
 [会場] 大石神社拝殿前

☆赤穂義士追慕の灯火
 [時間] 18:00~20:00
 [会場] 武家屋敷公園

 赤穂義士47人の中で、最も若かったとされる「大石主税」と同じ年齢の中学3年生たちが作成した提灯に灯りが灯ります。

 提灯には、手書きの文字や絵が書かれています。

 なお、今年はイベント開始10周年を記念して、過去10年間の作品を撮影した写真のパネルを展示します。

☆スカイランタンin赤穂
 [時間] 18:00~受付開始
      20:00~打ち上げ
 [会場] 二ノ丸庭園

 

12月14日(金)本祭

☆忠臣蔵交流物産市
 [時間] 10:00~16:00
 [会場] 武家屋敷公園

 忠臣蔵にゆかりのある市町や近隣の市町が集まり、地元物産品の販売を行います。

 それだけではなく、武家屋敷公園に設けられている物産市ふれあいステージでは、ゆるキャラステージやヒーローショーなども開催されますので、お子さんも楽しむことができます^^

☆彦根鉄砲隊奉納演武
 [時間] 09:30~
 [会場] 赤穂城跡隅櫓前

 彦根商工会議所青年部による鉄砲演武は迫力満点です!

 

 大きな発砲音を聞くと、まるで戦国時代にタイムスリップしたかのような気分になります。

☆赤穂わんぱく太鼓
 [時間] 09:40~
 [会場] 観覧席前

 地元保育園の園児たちによる和太鼓演奏が披露されます。

☆原小太鼓
 [時間] 10:00~
 [会場] 観覧席前

 原小学校の生徒たちによる和太鼓演奏が披露されます。

☆忠臣蔵パレード
 [時間] 10:00~
 [会場] 赤穂城跡大手門前、中央通り、義士祭本部

 10:00を回ると、お祭り最大の見どころである忠臣蔵パレードが始まります♪

 パレードのトップバッターは、地元小学校の金管バンドによるパレードです。

☆こども屋台
 [時間] 10:20~
 [会場] 赤穂城跡大手門前、中央通り、義士祭本部

☆協賛パレード
 [時間] 10:25~
 [会場] 赤穂城跡大手門前、中央通り、義士祭本部

☆甲冑隊パレード
 [時間] 10:55~
 [会場] 赤穂城跡大手門前、中央通り、義士祭本部

 上郡町赤松地区むらづくり推進委員会の人たちが、立派な甲冑を身にまとい、ゆっくりと歩きます。

☆元禄義士おどり
 [時間] 11:00~
 [会場] 赤穂城跡大手門前、中央通り、義士祭本部

 美しい着物を着た赤穂芸能文化協会の人たちが、大きな扇子を持って華やかな踊りを披露します。

☆赤穂おどり
 [時間] 11:10~
 [会場] 赤穂城跡大手門前、中央通り、義士祭本部

☆でえしょん
 [時間] 11:20~
 [会場] 赤穂城跡大手門前、中央通り、義士祭本部

 でえしょんって何?と思ったそこのあなた!

 でえしょんとは、赤穂の住民によって作られたよさこい風の創作踊りのことです。

 当日は、でえしょん連絡協議会の人たちが、元気よく披露してくださいます♪

☆南京玉すだれ
 [時間] 11:30~
 [会場] 赤穂城跡大手門前、中央通り、義士祭本部

☆大名行列
 [時間] 11:37~
 [会場] 赤穂城跡大手門前、中央通り、義士祭本部

 大名行列は、赤穂藩主の参勤交代を再現したものです。

 若殿や供侍、女中に扮した約50人~60人ほどの人たちが、約1.3kmの道のりを2時間かけてゆっくりと練り歩きます。

 特に注目されているのが、奴役の人たちが行う独特な所作です。

 2人1組で、それぞれ道具箱を片方ずつ持って歩くのですが、道具箱同士がくっ付いているかのように見せたり、毛槍を数メートル先にいる相手に投げ渡したりするパフォーマンスは、多くの観客たちを魅了します。

☆東映剣会の殺陣
 [時間] A)12:20~
      B)13:15~
 [会場] A)大手門前交差点
      B)いきつぎ広場前

 大勢の観客がいる前で行われる東映剣会の殺陣(たて)は、かなりの迫力があります。

☆彦根鉄砲隊
 [時間] 12:30~
 [会場] 赤穂城跡大手門前、中央通り、義士祭本部

☆義士娘人力道中
 [時間] 12:35~
 [会場] 赤穂城跡大手門前、中央通り、義士祭本部

 赤穂義士祭を華やかに彩る義士娘さんたちが、人力車に乗ってパレードに出演します。

 義士娘は、毎年、一般応募で選ばれた3人の女性が1年間担当するのですが、2017年からは2人となりました。

 お姫様のような美しい義士娘さんたちの姿を、どうぞお見逃しなく☆

☆子ども大名行列
 [時間] 12:40~
 [会場] 赤穂城跡大手門前、中央通り、義士祭本部

 地元のお子さんたちによる大名行列です^^

 大人の大名行列と同じく、お子さんたちも若殿や供侍、女中などの衣装を着て行います。

 もちろん!毛槍を投げ渡す所作もあり、成功すると観客からは大きな拍手が送られ、会場はあたたい雰囲気に包まれます。

☆子ども義士行列
 [時間] 12:55~
 [会場] 赤穂城跡大手門前、中央通り、義士祭本部

 子ども大名行列に続いて、赤穂義士に扮した可愛らしい義士行列が登場します。

☆義士伝行列
 [時間] 13:10~
 [会場] 赤穂城跡大手門前、中央通り、義士祭本部

 歌舞伎や文楽など、忠臣蔵に登場する人物に扮した人たちが練り歩きます。

 

☆忠臣蔵名場面の山車
 [時間] 13:20~
 [会場] 赤穂城跡大手門前、中央通り、義士祭本部

 山車の上で、殿中刃傷の場面、赤穂城明け渡しの場面、田村邸切腹の場、討ち入りの場など、忠臣蔵の名場面が上演されます。

☆義士行列
 [時間] 13:30~
 [会場] 赤穂城跡大手門前、中央通り、義士祭本部

 忠臣蔵パレードの最後を締めくくるのは、大石内蔵助率いる義士行列です!

 大石内蔵助役は、毎年芸能人が担当しており、2018年は俳優の「高橋英樹」さんが務めることが決定しました。

 討ち入り装束姿で、四十七士たちを率いて歩く光景は、注目です♪

 

ちなみに・・

忠臣蔵ウィークでは、

  • 市民から募集した赤穂四十七士や忠臣蔵に関する習字作品を観賞できる義士燈籠
  • 赤穂義士に扮した人たちとの記念撮影
  • サッカー大会、ベンチプレス大会といったスポーツ大会
  • 地酒やお茶などが販売されるせいねんぶ茶屋
  • 赤穂の漬物や焼きそば、忠臣蔵の新酒に酒まんじゅうなどの販売が行われる赤穂おもしろ市

など様々な催しが行われますので、ご都合がつくようであれば、足を運んでみてはいかがでしょうか♪

 

赤穂義士祭へのアクセスは?

赤穂義士祭は、赤穂城跡大手門前その周辺市街地が会場となります。

アクセスをご案内する前に、赤穂城跡大手門の場所をご確認ください。

ここでは、赤穂城跡までのアクセスをご案内いたします。

 

車でお越しの場合

☆大阪方面から
 「吹田IC」→名神高速道路→「豊中IC」→阪神高速11号池田線→「池田(阪神高速)」→一般道路→「中国池田IC」→中国自動車道→「神戸JCT」→山陽自動車道→「赤穂IC」→県道96号線経由→赤穂城跡(約1時間40分)

☆神戸方面から
 「山陽姫路東IC」→山陽自動車道→「赤穂IC」→県道96号線経由→赤穂城跡(約35分)

☆岡山方面から
 「岡山IC」→山陽自動車道→「赤穂IC」→県道96号線経由→赤穂城跡(約50分)

☆香川方面から
 「高松中央IC」→高松自動車道→「坂出IC」→瀬戸中央自動車道→「早島IC」→山陽自動車道→「赤穂IC」→県道96号線経由→赤穂城跡(約1時間35分)

 

電車でお越しの場合

☆関西方面から
 「新大阪駅」(JR新幹線のぞみまたはこだま 博多行・約30分)→「姫路駅」(JR山陽本線新快速 播州赤穂行・約30分)→「播州赤穂駅」(徒歩約20分)→「赤穂城跡」

 「大阪駅」(JR神戸線新快速 播州赤穂行・約1時間40分)→「播州赤穂駅」(徒歩約20分)→「赤穂城跡」

☆東京方面から
 「東京駅」(JR新幹線のぞみ 広島行・約3時間)→「姫路駅」(JR山陽本線 播州赤穂行・約30分)→「播州赤穂駅」(徒歩約20分)→「赤穂城跡」

 

赤穂義士祭の駐車場は?

赤穂義士祭では、千種川河川敷が無料の臨時駐車場として設けられます。

それから、播州赤穂駅南口にも有料の駐車場がありますので、合わせてご紹介いたします♪

 

☆千種川河川敷駐車場(赤)

  • 駐車台数:2,200台
  • 住所:兵庫県赤穂市
  • 料金:無料

☆赤穂駅南駐車場(青)

  • 駐車台数:191台
  • 住所:兵庫県赤穂市加里屋290
  • 営業時間:06:00~24:00
  • 料金:入庫から1時間30分まで200円
       以降30分前100円
       最大料金 06:00~24:00 800円

 

駐車場の場所については、以下の地図をご確認ください。

アイコンの色は、駐車場名の後にあるカッコ書きの色になります。

 

赤穂義士祭 交通規制情報!

お祭り当日は、赤穂城跡周辺の道路に交通規制が敷かれます。

規制時間や規制場所は、以下の通りです。

◎規制時間
 A)09:00~17:30(車両通行止め)
 B)09:00~16:00(車両通行止め)
 C)09:00~15:00(車両、歩行者通行止め)

◎規制場所
 A)赤穂城跡大手門周辺
   お城通り周辺
   駅前通り周辺
 B)千鳥線
 C)大手門付近

こちらに2018年の交通規制図を置いておきますので、参考にされてください^^
「赤穂義士祭2018年 交通規制図」

 


 

義士祭は、赤穂市だけでなく、北海道砂川市、東京都港区、新潟県新発田市、大阪府天王寺区などなど、忠臣蔵にゆかりのある地域でも開催されています。

が・・

最も大きな盛り上がりを見せるのは、やっぱり本家本元である赤穂市の義士祭です!

お祭り当日は、露店ブースでグルメを堪能することもできますので、美味しいものを食べながら赤穂市の歴史に触れてみてはいかがでしょうか^^

 

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