埼玉県飯能市で開催される「飯能祭り」
毎年、夏と秋の2回に渡って行われています。
飯能祭りは、秋の開催がメインとなっており、来場者数13万以上という、とても大きなお祭りです。
今回ご案内する秋の飯能祭りは、今年が48回目で約半世紀続いているお祭りです。
2018年の日程が気になるところではあるかと思いますが、飯能祭りの歴史や見どころを簡単にまとめましたので、まずはそちらからご覧ください。
飯能祭りの歴史
飯能祭りは、明治初年、反応市域の間野、直竹、南高麗での山車曳航が始まりとされています。
明治中頃には、例祭で山車を曳く町が現れ、獅子舞、神輿、お囃子といった行事が行われるようになりました。
さらに、大正に入ると山車の建造や購入が盛んとなり、神社の例祭やお祭りに山車を曳く町が増えていきました。
そして、1971年(昭和46年)には、今まで別々に開催されていた祭礼や行事を同日に行うように変わっていきます。
これが「第1回飯能祭り」としての開催となり、以降、飯能市をはじめ、商工会議所や観光協会が中心となって毎年開催されるようになりました。
また、当初は、9月に行われていたお祭りでしたが、雨に悩まされることが多く、途中から11月の開催へと変更されました。
見どころはココ!
飯能祭りの見どころは、何といっても山車です!
このお祭りでは、全部で11台の山車が登場し、飯能市内を練り歩きます。
飯能祭りに参加する山車は、最も古いもので明治4年、最近では平成19年に作られたものがあり、そのほとんどは4つの車輪が付いるもので、廻り舞台付きです。
また、飯能祭りの山車は、他のお祭りの山車と違って、スムーズに道を曲がることができます。
これは、前輪部分が稼働するようになっていて、舵をとることができるからです。
さらに、飯能祭りに参加する山車は、
- 人形が乗っている「江戸型山車」 と
- 龍や獅子の彫刻が施されている「屋台型山車」 の
2種類に分かれています。
2種類ある山車の内、江戸型山車はとても迫力があり、中でも河原町の江戸型山車は、特に人気です。
この山車の屋根に乗っている人形は、素戔嗚尊(スサノオミコト)で、身長は約1m85㎝ほどあります。
素戔嗚尊は、ヤマタノオロチ退治神話で有名なこともあり、ご存知の方も多いかと思います。
河原町の山車には特徴があり、人形が乗っている台を支える柱が収縮するようになっていて、素戔嗚尊が上下に動く仕組みとなっています。
山車の高さは5m以上にもおよび、素戔嗚尊の勇ましい姿から、多くの人気を集めています。
そしてもう一つ!
河原町の江戸型山車に負けないほどの人気を誇る原町の江戸型山車をご紹介いたします。
この山車の屋根には、神武天皇が乗っていて、身長は約1m90㎝ほどあり、とても迫力があります。
神武天皇の持っている弓の先には、金鵄(きんし)と呼ばれている金色のトビが止まっています。
金鵄に伝わる伝説!
その昔、神武天皇は、長髄彦(ながすねひこ)との戦いで、苦戦を強いられていました。
その時、どこからともなく金鵄が現れて神武天皇の持つ弓の先端に止まりました。
金鵄は金色の光を放ち、敵兵の目をくらませました。
そのおかげで、神武天皇は戦いに勝利したと言われています。
また、神武天皇の人形は、ほとんど製作当初と同じ状態を維持していて、立ち姿が圧巻なだけでなく、大変貴重な山車人形となっています。
飯能祭り2018年 秋祭りの日程!
さて、日程が気になってご訪問いただいたのだとすれば、大変お待たせになってしまいました。
ここからは、2018年秋祭りの日程をはじめ、アクセスや交通規制情報についてお届けいたします。
日程について
◎開催日時
11月3日(土)12:00〜21:00
11月4日(日)09:00〜21:00
◎会場
飯能駅北口周辺(赤)→銀座通り、大通り、中央通り
飯能商工会議所周辺(青)
アイコンの色は、会場名の後にあるカッコ書きの色になります。
◎お問い合わせ
Tel 042-973-2111(飯能まつり協賛会)
秋の飯能祭りは、2日間に渡って開催されますが、各日、別の行事が行われます。
それぞれ、どのような行事が行われるのかを以下にまとめましたので、参考にされてください。
11月3日(土)前夜祭
☆パレード
飯能市内にて、太鼓や笛、よさこいや様々な民踊が披露されます。
☆神輿練り歩き・子どもみこし
御神輿が市内を練り歩きます。
その他に、お子さんたちによる子どもみこしも執り行われます。
皆で「わっしょい!」と声を上げながら御神輿を担ぐ姿は、多くの人たちの注目を集めます。
☆底抜け屋台の曳っ合わせ
他のお祭りでは、中々見ることのできない底抜け屋台が市内を練り歩きます。
底抜け屋台とは、その名の通り底がない屋台のことで、中の人は、歩きながら太鼓や笛、鉦を奏でています。
主に、昭和35年に飯能市観光PRソングとして作られた「飯能音頭」や民謡「ノーエ節」を演奏しながら歩いています。
そして、夕方になると市の中心にたくさんの底抜け屋台が集まり、太鼓や笛で激しく演奏し合います。
この、一ヶ所に集まって一斉に演奏し合うことを「曳っ合わせ(ひっかわせ)」と言います。
夜の提灯に照らされた雰囲気の中で行われる曳っ合わせは必見です。
その他にも、中央通り特設ステージにて催しものがあったり、埼玉県警察音楽隊・カラーガード隊による演奏が行われます。
11月5日(日)本祭り
☆屋台・神輿・獅子舞練り歩き
大きな屋台や神輿、獅子舞が市内を巡ります。
太鼓や笛でお囃子を演奏したり、様々な郷土芸能を見学することができます。
☆まといとはしご乗り
まっすぐに立てられた梯子の上で、様々な曲芸が披露されます。
曲芸が成功すると、周りから大きな拍手が巻き起こります。
☆居囃子
街の各所に、居囃子の仮設舞台が設けられ、にぎやかなお囃子や踊りが行われます。
☆山車の巡行・曳っ合わせ
花笠を先頭に11台の山車が市内を巡ります。
山車が一ヶ所に集ると、お囃子の演奏を競い合う曳っ合わせが始まります。
アクセスは?
毎年、お祭り当日は、大変混雑しています。
また、飯能駅周辺には交通規制が敷かれるだけでなく、山車の巡行に伴って、渋滞が起こります。
会場付近までのアクセスは、以下の通りです。
電車でお越しの場合
☆東京方面から
「池袋駅」(東京メトロ副都心線急行小手指行 西武有楽町線快速急行 小手指行・約30分)→「小手指駅」(西武池袋線 飯能行・約20分)→「飯能駅」
「池袋駅」(西武特急ちちぶ13号 西武秩父行・約40分)→「飯能駅」
「西武新宿駅」(西武新宿線急行 本川越行・約40分)→「所沢駅」(西武特急ちちぶ13号 西武秩父行・約20分)→「飯能駅」
「八王子駅」(JR八高線 川越行・約35分)→「東飯能駅」(西武池袋線 飯能行・約2分)→「飯能駅」
都内からのルートは多数あるため、「池袋駅」「西武新宿駅」「八王子駅」からの3つに絞らせていただきました。
☆関西方面から
「新大阪駅」(東海道新幹線のぞみ 東京行・約1時間10分)→「新横浜」(JR横浜線 八王子行・約40分)→「八王子駅」(JR八高線 川越行・約30分)→「東飯能駅」(西武池袋線 飯能行・約2分)→「飯能駅」
「新大阪駅」(東海道新幹線のぞみ 東京行・約2時間30分)→「東京駅」(JR山手線内回り 上野・池袋方面・約30分)→「池袋」(西武池袋線 飯能行・約50分)→「飯能駅」
「名古屋駅」(JR特急ワイドビューしなの 長野行・約1時間50分)→「塩尻」(JR特急スーパーあずさ 新宿行・約1時間55分)→「八王子駅」(JR八高線 川越行・約30分)→「東飯能駅」(西武池袋線 飯能行・約2分)→「飯能駅」
☆東北・上信越方面から
東北(山形・秋田・北海道)新幹線、上越・北陸新幹線
「大宮駅」(JR埼京線・約24分)→「池袋駅」(西武池袋線 所沢直通 飯能行き・約50分)→「飯能駅」
「大宮駅」(JR川越線・約20分)→「川越駅」(JR川越線 高麗川直通 八王子行・約25分)→「東飯能」(西武秩父線 飯能行・約2分)→「飯能駅」
車でお越しの場合
☆東京方面から
「練馬IC」→関越自動車道(約30分)→「鶴ヶ島JCT」→圏央道(約10分)→「狭山日高」→一般道(約15分)→「飯能市街」
「練馬IC」→関越自動車道(約20分)→「川越IC」→国道16号・299号(約40分)→「飯能市街」
「八王子IC」→中央道(約10分)→「八王子JCT」→圏央道(約30分)→「狭山日高IC→一般道(約15分)→「飯能市街」
「八王子IC」→中央道(約10分)→「八王子JCT」→圏央道(約20分)→「青梅IC」→一般道(約25分)→「飯能市街」
☆関西方面から
東名高速道路→「海老名JCT」→圏央道(約45分)→「狭山日高」→一般道(約15分)→「飯能市街」
中央道→「八王子JCT」→圏央道(約25分)→「狭山日高」→一般道(約15分)→「飯能市街」
☆東北方面から
東北自動車道→「久喜白岡JCT」→圏央道(約25分)→「狭山日高」→一般道(約15分)→「飯能市街」
駐車場は?
飯能祭りでは、無料の臨時駐車場が設けられます。
場所は「飯能市役所」と「飯能合同庁舎」です。
が・・
駐車場も毎年、大変混雑しますので、車でお越しの場合は余裕をもって行動することをおすすめいたします。
☆飯能市役所(赤)
- 駐車台数:約200台以上
- 住所:埼玉県飯能市双柳1-1
☆飯能合同庁舎(青)
- 駐車台数:約90台
- 住所:埼玉県飯能市双柳
場所については、地図をご覧ください。
アイコンの色は、駐車場名の後にあるカッコ書きの色になります。
交通規制は?
お祭り当日は、飯能駅北口の大通り一帯に交通規制が敷かれます。
時間帯は、それぞれ異なりますのでご注意ください。
詳細は以下の通りです。
11月3日(土)
3日(土)に交通規制がかかる時間帯は、12:00〜21:00です。
場所は、飯能駅前交差点からむさし証券前交差点までと、駅前通り、大通り、銀座通り、中央通りとなっています。
11月4日(日)
4日(日)の交通規制がかかる時間帯は、09:00〜21:00です。
場所は、1日目と同じ飯能駅前交差点からむさし証券前交差点までと、駅前通り、大通り、銀座通り、中央通りとなっています。
さらに・・
12:00〜21:00までの間、飯能駅北口から飯能駅前交差点までと、飯能駅前交差点からすみや電気前まで(東銀座通り)に規制がかかります。
詳しい地図で確認したい方や、その他のバス路線と発着所の一部変更について確認したい方はこちらからどうぞ!
→「飯能祭り 2018年!交通規制情報」
おまけ!
もし、昼間の時間帯に飯能祭りを訪れるとしたら、ぜひ!シャギリをご覧になってください。
シャギリとは、屋台と屋台が出会った時や家々の前を通りかかる時に激しい曲を披露することです。
お互いに激しく演奏し合う瞬間は、大変盛り上がります。
屋台が市内を練り歩くのは1日目なので、かなり限られてしまいますが・・初日に訪れた際は、チェックしてみてください^^
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