静岡県富士市で毎年6月中旬頃に開催されている吉原祇園祭・・
このお祭りは、吉原25町と6つの神社が一緒になって行うお祭りで、地元では「おてんのさん(天王祭)」とも呼ばれています。
さて、例年、吉原祇園祭には20万人以上の人たちが訪れており、東海一の祇園祭として愛され続けています。
お祭り開催中は、市内にたくさんの山車やお神輿が登場し、大盛り上がりです♪
ということで、今回は吉原祇園祭2019の日程や駐車場、交通規制情報についてお届けいたします♪
吉原祇園祭!2019年の日程!
吉原祇園祭は、毎年6月の第2土曜日と日曜日の2日間に渡って行われています。
2019年の開催日は、6月8日(土)・9日(日)に開催されます。
各日の日程を以下にまとめましたので、どうぞごゆっくりご覧ください^^
6月8日(土)
☆山車曳き回し
[時間] 昼:13:00~15:00
夜:18:00~21:00
[会場] 吉原本町通り周辺
吉原祇園祭には、江戸型山車、高欄型山車、舞台屋台、そして全国的に珍しいとされる吉原雛壇型山車という山車が、合わせて21台登場します!
山車は、大きな掛け声とともに町中を練り歩くのですが、山車同士がすれ違う瞬間は、ぜひ!注目していただきたいところになります。
というのも、山車の曳き回し中に山車同士がすれ違った際、お互いに激しく太鼓や鉦を鳴らすという競い合いが行われるんです♪
相手に負けないようにと全力でお囃子を披露し合う光景は、迫力満点です^^
18:00になると、各山車には提灯の明かりが灯り、市内は幻想的な世界へと変わっていきます。
あたたかい光に包まれた美しい山車たちが、本町通り通りに集合した時の風景はまさに!圧巻の一言です。
☆女みこし
[時間] 15:00~15:45
[会場] 吉原本町駅周辺
☆宮太鼓の競演
[時間] 16:00~
[会場] 吉原本町通り各所
宮太鼓は元々、神輿が来ることを町内に知らせるための太鼓だったため「呼び太鼓」とも呼ばれていました。
宮太鼓の競演は、小桴(こばち)のリズムに合わせて、主役である大桴(おおばち)が自由に太鼓を打ち鳴らすというものです。
打ち手には、事前に練習してきたものを披露する人と思うがままに自由に披露する人もいるので、人によって様々です^^
勇壮な太鼓演奏は、本町通りにて3ヶ所に分かれて行われます。
6月9日(日)
☆神輿渡御
[時間] 13:00~
[会場] 6ヶ所の神社
天神社、木之元神社、八坂神社、八幡宮、山神社、和田八幡宮にて、それぞれ神事が執り行われた後、各神輿は町内へと繰り出します。
吉原祇園祭の神輿は、荒神(すさのおのみこと)の神輿で、荒っぽい神輿であることから「けんか神輿」と呼ばれています。
また、神輿の上にたくさんの笹が付いているのも、けんか神輿の特徴です。
これを抜き取り家の軒先に飾ると厄払いになるという言い伝えがあります。
☆スタンプラリー抽選会
[時間] 13:00~15:00(景品がなくなり次第終了)
[会場] ラクロス吉原2階 コミュニティ
各町内の会所にあるスタンプを10個以上集めると、抽選で「おてんのさんグッズ」をもらうことができる企画♪
台紙(パンフレット)は、吉原商店街や道の駅等の公共施設などで事前配布されています。
その他にも、当日は各町内の会所やラクロス吉原2階 コミュニティでも手に入れることができます。
☆三社けんか神輿
[時間] 15:00~
[会場] 市河たばこ店前
☆山車曳き回し
[時間] 18:00~21:00
[会場] 吉原本町通り周辺
その他にも、吉原商店街には、約200軒を超える露店が約1kmに渡って立ち並びます♪
美味しいものを食べながら伝統行事を楽しむ!というのも良いですね^^
吉原祇園祭へのアクセス
ここからは、吉原祇園祭へのアクセスをご案内いたします。
まずは、吉原祇園祭のメイン会場となる吉原本町通りの場所を地図でご確認ください。
車でお越しの場合
☆東京方面から
「厚木IC」→東名高速道路(約1時間)→「富士IC」→大渕街道、県道24号線、県道171号線経由(約10分)→吉原本町通り周辺
☆関西方面から
「吹田IC」→名神高速道路(約37分)→「草津JCT」→新名神高速道路(約36分)→「亀山JCT」→東名阪自動車道(約18分)→「四日市JCT」→伊勢湾岸自動車道(約34分)→「豊田東IC」→新東名高速道路(約1時間40分)→「新富士IC」→大渕街道、県道24号線、県道171号線経由(約15分)→吉原本町通り周辺
電車でお越しの場合
☆東京方面から
「東京駅」(JR新幹線 名古屋行・約1時間)→「三島駅」(JR東海道本線 島田行・約20分)→「吉原駅」(岳南鉄道線 岳南江尾行・約5分)→「吉原本町駅」(徒歩約1分)→「吉原本町通り周辺」
☆関西方面から
「新大阪駅」(JR新幹線 東京行・約1時間50分)→「静岡駅」(JR東海道本線 熱海行・約40分)→「吉原駅」(岳南鉄道線 岳南江尾行・約5分)→「吉原本町駅」(徒歩約1分)→「吉原本町通り周辺」
吉原祇園祭の駐車場は?
お祭り当日は、専用駐車場は用意されません。
そのため、周辺の有料駐車場に停める必要があります。
ここでは、4つの有料駐車場をご案内いたします。
☆富士市吉原本町駐車場(赤)
- 駐車台数:82台
- 住所:静岡県富士市御幸町2-19
- 料金:1時間100円
以降1時間毎に110円
☆富士市和田駐車場(青)
- 駐車台数:59台
- 住所:静岡県富士市今泉1丁目1-2
- 料金:1時間100円
以降1時間毎に110円
☆ほんいちパーキング2(緑)
- 駐車台数:34台
- 住所:静岡県富士市吉原2丁目12-10
- 料金:30分100円
☆リパークワイド富士吉原2丁目(紫)
- 駐車台数:14台
- 住所:静岡県富士市吉原2丁目10
- 料金:00:00〜09:00 1時間100円
09:00〜00:00 30分100円
場所については、地図でご確認ください。
アイコンの色は、駐車場名の後にあるカッコ書きの色になります。
駐車場周辺は、通行止めになっているところもあり大変混雑します。
なので、早めの行動を心掛けるまたは公共交通機関を利用することをオススメいたします。
吉原祇園祭 交通規制情報
お祭り期間中は、会場周辺に交通規制が敷かれます。
例年、岳南商店街や吉原本町通り周辺、中山豆店の交差点が車両通行止めとなり、規制時間は両日ともに13:00頃~21:00頃までとなっています。
交通規制マップで詳しく確認したい!という方は、コチラからご覧ください♪
→「吉原祇園祭 2018年の交通規制マップ」
※2019年の情報が公開され次第、リンク先を差し替えいたします。
吉原祇園祭は、平安時代から行われており、約350年以上の歴史を誇るお祭りとなっています。
このお祭りは、疫病払いや悪霊退散を祈って行われたもので、それがお祭りという形で受け継がれてきました。
その思いがあるからこそ、神輿渡御や宮太鼓が、活気あふれる激しいものになっているのかもしれませんね^^
コメント