大津祭り!2018年の日程はココ!交通規制情報もどうぞ!

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滋賀県の県庁所在地である大津市・・

世界文化遺産の延暦寺があったり、市内で唯一のスキー場があったりと、観光スポットが多い場所として有名です。

 

そんな大津市では、毎年10月になると大津祭りが開催されます。

今回は、大津祭り2018の日程や交通規制情報についてお届けいたしますので、どうぞごゆっくりとご覧ください♪

・・と、その前に!

大津祭りの歴史についてまとめましたので、少しだけお付き合いください^ ^

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大津祭りの歴史

大津祭りは、天孫神社の例祭として行われているお祭りです。

延暦年間(782〜806年)に建てられたとされる天孫神社は、明治維新まで四宮神社と呼ばれていたことから、大津祭りは別名「四宮祭り」とも呼ばれています。

 

大津祭りの始まりは、定かではありませんが、慶長〜元和年間(1598年〜1624年)頃とされています。

これは、大津祭りに登場する曳山が、いつ頃例祭に取り入れられたのかが記された唯一の伝記「四宮祭礼牽山永代伝記」大津祭曳山連盟蔵「牽山由来覚書」によって推測されたものです。

 

寛永12年(1635年)〜安永5年(1776年)の間には、14基の曳山が作られたり、仮装行列といった練物もあったとされています。

また、元禄6年(1692年)に行われた「曳山練物番列」では、25ヶ町(そのうち曳山が8ヶ町で練物が17ヶ町)が参加し、多いに賑わったそうです。

 

そして、忘れてはいけないのが曳山に乗っているからくり人形です。

からくり人形が、どのようにして導入されたのかについても諸説ありますが、応永28年(1142年)頃に存在していたとされる京都のからくり人形の影響を受けて、取り入れられたと言われています。

 

このように、年々、曳山は形を変えていき装飾も施され、豪華なものになっていました。

現在は、13基の曳山が登場し、様々な伝統行事を行っています♪

お祭り自体も大きく成長していき、日吉山王祭、長浜曳山祭に並ぶ湖国三大祭に数えられたり、滋賀県の無形民俗文化財に指定されるようになりました。

 

ちまきについて

大津祭りの大きな特徴である「ちまき」の争奪戦はとても人気があります^ ^

「ちまき」と聞くと、食べ物を思い浮かべる方が多いかと思いますが、大津祭りのちまきは食べ物ではなく笹の葉で作られた災難除けや厄病のお守りのことを指しています。

 

自宅の玄関先や軒下に吊るしておくと厄除けになると言われている厄除けちまきは、曳山に乗っている人たちによって撒かれるのですが、競争率が高く、簡単には手に入れることができません(汗;

たくさんの人たちが曳山の周りに集まり、ちまきを受け取ろうとするため、かなり激しいものとなっています。

 

ちまきは常に撒かれているわけではなく、所望というからくり奉納が行われる場所で、からくりが披露された後に撒かれます。

ここで、一つ注意していただきたいのですが、からくり奉納中に撒かれることはないので、途中で催促したりすることは控えるようにしてください。

ちなみに、所望の場所は、お祭りのパンフレットに記載されていたり、その場所に幣束の付いた矢がありますので、どうしてもちまきが欲しい!という方は、事前に場所を確認しておくことをオススメいたします^ ^

 

大津祭り!2018年の日程

さて・・

大変お待たせいたしました!

ここからは、大津祭り2018の日程についてご紹介いたします。

 

基本情報

◎開催日時
 2018年10月6日(土)夕刻〜21:00 宵宮
     10月7日(日)09:30頃〜17:30 本祭

◎会場
 天孫神社、JR琵琶湖線「大津駅」北口周辺一帯

◎アクセス
 [電車で起こしの場合]
 「大阪駅」(JR京都線新快速 近江塩津行・約40分)→「大津駅」(徒歩約5分)→「天孫神社」

 「京都駅」(JR琵琶湖線 野州行・約10分)→「大津駅」(徒歩約5分)→「天孫神社」

 「三条京阪駅」(京都市営東西線 六地蔵行・約10分)→「山科駅」(JR琵琶湖線新快速 近江塩津行・約5分)→「大津駅」(徒歩約5分)→「天孫神社」

 [車で起こしの場合]
 名神高速道路「大津IC」→県道56号線、県道103号線→「天孫神社」(約5分)

◎お問い合わせ
 Tel 077-525-0505(NPO大津祭曳山連盟)

 

10月6日(土)宵宮

☆宵宮曳き
 [時間] 13:00頃〜
 [会場] 各曳山町内

 お昼過ぎ頃になると13台の曳山が各町内を練り歩きます。

 途中、激しいお囃子の演奏もあり、まるで大津祭りの始まりを知らせてくれているかのようです^ ^

 巡行が終わると曳山や町内に提灯の飾り付けが行われ、宵宮のスタートとなります。

☆宵宮囃子
 [時間] 18:00頃〜
 [会場] 各曳山町内

 辺りが薄暗くなってきた頃・・

 提灯の明かりが灯り、いたるところでお囃子や笛、太鼓の演奏が行われます。

 だんだんと観客たちも増えていき、会場はお祭りムード一色です。

 温かみのある灯りに包まれた曳山は、昼間とは違う美しさを見せてくれて、観客たちに感動を与えてくれます。

 

10月7日(日)本祭

☆曳山巡行
 [時間] 09:30頃〜
 [会場] 天孫神社、町内一帯

 はじめに、天孫神社の鳥居前でからくり奉納が行われ、それから曳山巡行の開始です^ ^

 天孫神社を出発してからは、お囃子を披露しながら、京町通り、県庁前通り、浜通りへと進みます。

 その後は、中央大通り辺りで一度休憩をして、京町通り、寺町通りへと進んでいきます。

 巡行中、所望に曳山が到着すると一度停滞し「からくり奉納」が披露され、いよいよ厄除けちまきが撒かれます!

 このチャンスを逃さぬよう、曳山の動きをチェックしておきましょうね♪

 曳山巡行は、17:30頃に巡行が終了します。

 

大津祭りの駐車場は?

お祭り当日は、専用の駐車場は用意されません。

そのため、会場周辺にある有料駐車場に停める必要があります。

ここでは、4ヶ所の公共駐車場をご案内いたします。

 

☆大津駅南口公共駐車場(赤)

  • 駐車台数:117台
  • 住所:滋賀県大津市逢坂1-1-1
  • 営業時間:06:00〜24:00
  • 料金:最初の30分は無料
       以降30分毎150円
       当日最大料金1,050円

☆大津駅北口公共駐車場(青)

  • 駐車台数:131台
  • 住所:滋賀県大津市京町3-1-3
  • 営業時間:24時間
  • 料金:最初の30分は無料
       以降30分毎150円

☆大津市浜大津公共駐車場(緑)

  • 駐車台数:247台
  • 住所:滋賀県大津市浜大津1-3-32
  • 営業時間:24時間
  • 料金:最初の30分は無料
       以降30分毎150円
       当日最大料金、750円

☆大津港駐車場(紫)

  • 駐車台数:151台
  • 住所:滋賀県大津市浜大津5-2-29
  • 営業時間:24時間(入庫は07:30〜24:00)
  • 料金:30分毎150円
       最大料金、平日 1日800円
       土日祝 1日1,000円

当日は、周辺道路が大変混雑しますので、車で行こう!とお考えの方は早めの行動を心がけましょう。

 

駐車場の場所については、地図でご確認ください。

アイコンの色は、駐車場名の後にあるカッコ書きの色になります。

 

大津祭り 交通規制情報!

大津祭りでは、2日間に渡って交通規制が敷かれます。

2018年は、以下の場所と時間で規制が行われます。

 

☆10月6日(土)

  • 規制場所:中央1丁目、中央2丁目、中央3丁目周辺
  • 規制時間:16:00〜22:00頃

その他にも、一方通行が解除される区間もありますので、ご注意ください。

☆10月7日(日)

  • 規制場所:A)大津駅前中央大通り
         B)県庁前東西通り
  • 規制時間:A)11:00〜16:00
         B)08:00〜11:00

この他にも、中央1丁目、中央2丁目、中央3丁目、京町2丁目周辺が通り抜け困難区間として規制されます。

時間は、曳山の巡行によって変化しますので、注意しながら通行してください。

こちらに、2018年の交通規制図を置いておきますので、ご覧いただければと思います♪
「大津祭り2018年 交通規制図」

 

有料観覧席について

大津祭りの本祭では、からくり奉納や13基の曳山巡行をゆったりと観賞することができる有料観覧席が設けられます!

有料観覧席については、以下をご覧ください。

 

◎観覧日時
 2018年10月7日(日)13:30〜約1時間

◎観覧場所
 JR大津駅前中央大通り(大津別院前)

◎料金
 前売り1席3,300円、当日売り1席3,500円
  ※前売りで売り切れた場合は当日券はありません。

 席数は192席で、全席指定となります。

◎販売開始日
 2018年の有料観覧席の予約指定席は完売しました。

◎販売場所
 大津祭曳山展示館(大津市中央1丁目2番27号)

有料席チケットを購入された方には、厄除けちまき手ぬぐいがプレゼントされます♪

有料観覧席の場所など詳しく確認したい方は、こちらからご確認いただけます。
「有料観覧席の詳細を確認する」


大津祭りに登場する13台の曳山は、毎年、お祭りの1週間前(2018年は9月30日(日)08:30~15:00)に組み立てられ、本祭の翌日には解体されてしまいます。

まさに、お祭り期間中でなければ見ることができない貴重なものとなっています。

完成された美しい曳山を見るのも良いですが、曳山の組み立て作業は一般公開されているので、出来上がるまでの過程を見学してみても楽しいかもしれませんね^ ^

◎参考
 大津祭の歴史/NPO法人大津祭曳山連盟
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